悩み解決|売上 2019.03.11

飲食店SNS集客のポイント|メリット、ツールの種類、炎上リスク対策

飲食店SNS集客のポイント|メリット、ツールの種類、炎上リスク対策
1
飲食店でSNSを利用するメリットとは?
2
集客に使えるSNSツール
3
SNS運用時の注意点と炎上リスク対策

目次

新規顧客を獲得できず、売上が目標に届くか届かないかという状況に陥ったとき、あなたならどうするだろうか? 飲食店がこれからの時代を生き抜こうとするとき、インターネットでの情報発信を通じた集客は不可欠となる。特に、効率的かつ効果的な集客が行えるSNSツールは有効に活用したいもの。そもそもSNSとはどのようなツールなのか? サービスの特徴やメリットをはじめ、リスクについてもご説明しよう。

SNSを利用するメリットとは?

そもそもSNSとは、ソーシャル・ネットワーク・サービスの略称で、インターネット上で情報を取得・発信ができるツールだ。友人、知人同士のコミュニケーションはもちろん、ビジネスでも多く利用されている。

飲食店において集客アップを図りたいとき、インターネットやSNSによる情報発信を検討する人は多い。一方で、パソコンに苦手意識があり、SNSもよくわからないので、なんとなく避けているという話もよく耳にする。飲食業界ではこれまで集客には、テレビや雑誌の影響が強いとされてきた。しかし、今はインターネットによる情報化の時代。2018年の東京地区調べによるとスマートフォンの所有率は79.4%にも達し、5人中4人と多数の人が利用していることがわかる。パソコンからアクセスすることも含めると、すでに非常に多くの人たちがインターネット上から必要な情報を入手している。これは、近い将来お客様となり得る潜在顧客層も例外ではない

主要SNSツールの利用者数は、国内だけで延べ1億6,600万人(2017年度 主要4サービスの合計重複利用あり)にものぼるそうだ。すでに世界中で多くの人々が利用しているSNSツールを、飲食店の集客に活用しない手はない


店舗集客のイメージ

SNSツールに共通する特徴と利点

SNSツールの最大の特徴は、複数のお客様に向けて同時発信ができること。短い文章による情報発信で、何十人、何百人、あるいはそれ以上のお客様に対して、お店やサービスのアピールが可能となる。電話やFAXでの営業と比べ、その手軽さや利便性はより際立ってくる

情報発信がリアルタイムにできるのもSNSツールの利点。例えば、急な予約のキャンセルが出た場合、その日限定のサービスを用意して配信することや、お客様の許可を得た上で画像や映像により店内の様子をリアルタイムで発信することができ、すぐに穴埋めの対処が可能となる。また、直接的でリアルタイムなコミュニケーションの継続は、お客様の来店を促すだけではなく、交流を深め、お店のファンを増やすことにもつながるのだ。

集客に使えるSNSツール 

SNSツールはそれぞれに特徴があり、得意とする機能が異なる。集客対策で導入するなら、お店の業態や営業方針、コンセプト、スタイルなどにマッチしたものを吟味した上で利用することが大切だ。

サービスを選ぶ際には、「うちの店にはどのツールが合っているのか?」と悩む人が多いかもしれない。まずは経営者自身が「使いやすそう」「こんな発信をしてみたい」と感じたものから使いはじめてみるのもひとつの方法だ。

SNSツール利用のイメージ

ここからは、SNSツールそれぞれの概要や特徴、コスト、集客方法としての適性などを詳しくご説明していこう。

Facebook

Facebookは、2004年にサービスをスタートしたSNSツール。日本国内での利用者数は、2017年時点で約2,800万人にのぼる。実名での登録と、1人1アカウントを基本ルールにしているのが特徴だ。
ビジネスの規模やタイプにあわせて独自のページを作成できるサービスがあり、WEBサイトに準ずるお店の発信基盤としても効果的を発揮してくれる。匿名でも利用できるほかのSNSツールと比べて、安心感や信頼度が高い関係性を作りやすいというのも利点だ。

有料で、Facebook広告を出すことも可能。目的に応じて広告の種類の選択やターゲットの詳細設定が行え、性別や年齢層、ライフスタイルなどを絞り込むことで、お客様にアプローチやアピールがしやすい仕様になっている。

LINE@

LINE はメールの代わりとしても幅広く利用される身近なコミュニケーションツール。2017年度の調査によると、LINEユーザーは日本国内だけで約7,300万人に達するという。

そのLINEの、ビジネス用アカウントサービスが、LINE@(ラインアット)だ。膨大なユーザーを擁するLINEを使って、お店の情報を発信できるのが最大の魅力。ポイントカードやアンケート機能などがあるほか、クーポンの配信も行える。

料金体系は、登録や利用に費用がかからないフリープランをはじめ、より広範な機能を高頻度で使用できる有料プランが用意されている。有料プランは月額5,400円から利用が可能。

男女問わず幅広い年齢層が利用するLINEは、ターゲット層を絞り込まず、不特定多数に向けた発信に適したSNSツールと言えるだろう。

関連記事>>>
無料集客ツール『LINE@』を始めよう!


Twitter

Twitterは、比較的短いメッセージを手軽に発信できるのが特徴。リアルタイムな情報のやり取りが世界中で行われており、情報収集ツールとしても活用されている。比較的若い年代層のユーザーが多く、趣味やライフスタイルなどに応じて複数のアカウントを使い分けるユーザーも見られる。2017年の調査では、日本国内のアクティブユーザーは約4,500万人と伝えられている。

1度に発信できる文字数が140字と制限はあるが、画像や140秒までの動画、リンクの添付といった機能もあり、文字による情報と合わせて利用することが可能だ。同じテーマや話題の連続投稿ができる機能も備えている。

アカウントの登録と通常の利用には費用がかからない。より集客と結びつける利用方法としては、有料でのTwitter広告が挙げられる。詳細なターゲット設定ができ、目的とする客層に情報を届けやすい仕様になっている。Twitterはターゲットを想定した柔軟な配信に適するツール。リプライ(返信)やDM(ダイレクトメール)で個別にアプローチを行えば、お店のファンを創出したいときにも活用できる

Instagram

Instagramはもともと、画像の発信に特化したSNSツール。現在はFacebook、Twitterに準ずる機能を備えたツールとして定着している。2017年度の日本国内における利用者数は約2,000万人にのぼるそうだ。登録と利用に費用はかからない。一般に”インスタ映え”と言われる、おしゃれでインパクトのある画像や映像が人気を集めている。

もちろん集客につながる活用も可能。例えば、お店の外観、内観やメニューなどの印象的な画像、映像などの情報発信は、お店の存在や特徴のアピールとなる。また、コメント欄でのやり取りは、フォロワー同士の交流を深めることに適していて、お店のファン増加にも効果を発揮してくれる

関連記事>>>
料理の魅力を引き出す撮影サービス5選
目を引く写真が撮れる無料カメラアプリ3選


ハッシュタグと呼ばれる「#」と適切なキーワードの記載は、その情報を必要とする人にリーチしやすくする方法。ハッシュタグをつけることで、より検索されやすい投稿となる。

流行に敏感で、スタイリッシュなライフスタイルを好むお客様へのアプローチを考えるときに、Instagramは最適なSNSツールと言えるだろう。

関連記事>>>
サイネージでInstagramコンテンツを最大活用


専用アプリ

将来を見据えて、より高度な集客施策を実現したいときには、お店専用のアプリを開発するのもひとつの方法。大手の飲食店で使用されるものと思われがちだが、手軽なアプリ開発作成ツールも登場し、個人の飲食店にとっても身近な存在となっている。アプリ開発作成サービスの料金体系は、その会社やプランによってもさまざまだ。基本的には初期費用と月額料金を支払う仕組みで、初期費用が無料のサービスもある。月額使用料は1万円台から数万円ほどが主な価格帯だ。

アプリでは、お店のメニューやイベント、キャンペーンなどの情報配信に加え、クーポンやポイントカードの発行などが可能。メッセージの開封率を上げるプッシュ通知や集計、分析機能などを備えたアプリも作成できる。操作はお店専用の管理画面から行う。長期的、将来的な視野で集客を行うときに有効なツールとなる。

関連記事>>>
GMOアップカプセル|アプリ接客で集客!
思い立ったらすぐにタイムセールが打てる!
“ランパス”アプリがランチ集客に効果絶大!
グルメSNSキャンペーンサイトで認知度を拡大
『AppGoose』|簡単にお店のファンが作れる!
コミュニケーションを円滑にする社内SNS



SNS運用時の注意点

SNSツールは、飲食店の集客に有効活用できる一方で、利用の際には注意が必要。「ネットで炎上」といったニュースをしばしば見かけることも多いだろう。炎上とは、SNSのコメント欄などに多数の批判や非難が殺到し、さらには情報がインターネット上で拡散され、収拾できなくなる状態のことを言う。お店のSNSツールで不適切な言動や失言があると炎上を引き起こす火種となり、お店の営業や経営に影響するリスクもあるのだ。

SNS炎上のイメージ

注意点と炎上事例

SNSを含めたインターネット上の情報発信や交流で、特に気をつけたい注意点がある。それは、ネット上での発言や発信は、一度公開されると取り返しがつかないということだ。間違えたら削除すればよいと思っている方も少なくないだろう。しかし、インターネット上の情報は瞬く間に広がる可能性がある。もし即座に発言を削除しても、その内容が大量にコピーされ、世界中に拡散されるケースもある。一度拡散されると、ある程度の期間繰り返し情報が広がっていくことから、すべての投稿を取り消すことは不可能と言える。

SNSで炎上を起こした飲食店の事例を見てみよう。あるお店では、お客様への不満と見られるSNS上の発言が炎上につながった。お店の所在地や連絡先、外観を撮影した画像と一緒に、投稿内容は複製と拡散を続けてしまう。信頼回復のための方策は実を結ばず、最終的には閉店に追い込まれたのだ。ほかのお店では、接客態度に不満をもったお客様がSNSに批判を書き込み、そのことがきっかけで炎上に発展した例も。

従業員の投稿からはじまる炎上もある。衛生的に不適切と思われる内容の投稿が従業員の個人アカウントで行われ、炎上の火種となったケースだ。また、「SNSの内容と実際のサービスが違う」「SNSを見て来店したら、お店が閉まっていた」などの間違った情報も批判を浴びる原因となり得る。お客様に不信感を与えれば、経営に大きく影響する事態にもなりかねないのだ。

リスク管理の対策は?

誰もが便利に活用できるSNSだが、その手軽さに甘んじると危険な側面もある。リスク管理の対策にはどのようなものがあるのだろうか。

まずは、人や組織への誹謗中傷は絶対に避ける必要があるだろう。最悪の場合、罪に問われるケースもあるからだ。そのように取られかねない発言には十分気をつけたいものである。また、お客様のプライバシーに関わる情報を、本人の許可なく流出させることにはリスクが伴う。有名人の来店時などには、情報の取り扱いに細心の注意を払ってほしい。お店のメニューやサービスの投稿では、誇張をせず、事実をありのままに、誠意をもって伝えることが大切だ。不注意な発信がお店の信用低下につながる。また、従業員には、定期的な研修などを通じてSNSのリスクを伝えるようにしよう。

SNS集客をはじめてみよう

これからの飲食店経営で、SNSによる情報発信は集客方法として必須といえる。SNSの必要性に気がついたら、まずは導入を検討してみてほしい。お店のスタイルに合ったSNSツールを選択できれば、操作や運用はそれほど難しくないはずだ。

SNSでの情報発信で大切なことは継続である。最初は反応が少なくても、毎日続けていればお客様からの反応は少しずつ増えていくだろう。集客につながればやりがいも出てくる。また、SNSの設定や発信がどうしても難しいときには、運用代行サービスの依頼も検討しよう。豊富な種類やタイプから、お店に合ったサービスを見つけてみるのもいいだろう。

「集客」のオススメ記事>>>
飲食店で必要なインバウンド対策とは?
集客に効くホームページの作り方

関連記事