悩み解決|売上 2018.07.30

思わず入りたくなる!集客力の高い外装・外観の作り方

思わず入りたくなる!集客力の高い外装・外観の作り方
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ファサードは集客のカギ
2
集客できるファサードのポイント
3
店頭看板で集客力を上げる

目次

目次

飲食店の経営者にとって、集客に考えを巡らせることは日々の業務のひとつといっても過言ではない。効果的かつ効率的な集客方法のひとつに挙げられるのが、お店のファサード対策だ。あなたのお店の外装や外観は、ターゲット層に対して十分にアピールできているだろうか。この記事では、お客様を入店へと誘うファサードについて考えてみよう。

ファサードはお店の顔

ファサードとは、フランス語で建物の正面や外観を表す言葉。

お店の顔とも言えるファサードは、人の目に最も触れる部分だ。今日はまだ、店先を通り過ぎるだけの潜在顧客が、お店のファサードを見たことをきっかけに、見込み客やお得意様になる可能性も十分にある。ファサードでアピールすべきことや、お客様がファサードを見て入店したくなるロジックとはどのようなものなのか、ひとつずつ確認していこう。

ファサードで伝えられること

ファサードの重要な役割は、見た人にお店の存在をアピールし、コンセプトやイメージを伝えること。これから入るランチのお店を探していたとしても、すべての人がファサードをじっくりと観察するわけではない。魅力的なファサードには、一瞬で人々の目に留まり、かつ直感的にどのようなお店なのかを伝えられる要素が含まれている。

ファザードを構成するのは、建物のデザインや色、素材だけではない。照明や看板、のれん、そしてメニューが書かれたボードやディスプレイなどもファザードに含まれる。これらを組み合わせることで、飲食店らしさや雰囲気、独自性などが表現できるのだ。

まずは、お店のコンセプトや個性を明確にすることが必要である。ターゲット層の好みに添ったコンセプトと、そのコンセプトを反映させたファサード作りが、集客率のアップにもつながるからだ。さまざまな方法を試したにもかかわらず十分に集客できない場合には、ターゲット層に響くコンセプトかどうかの再検討も行ってみる必要がある。

ファサードを一見しただけでは、何のお店かわからないと感じた経験はないだろうか。そもそもランチ店を探している人は、飲食店かどうかがはっきりしないお店にわざわざ入ろうとは思わないだろう。また、入店後に想像していたお店とは違うといったミスマッチが起これば、お客様の中に不満足感が残ることも考えられる。このようなミスマッチを防ぐためにも、定期的に、客観的な目線でお店のファサードを見直してみることをおすすめする。

いろいろなファサード

ファサードは集客のカギ

人の目に触れることが多いファサードは、集客上、非常に重要な役割を果たす。なぜなら、多くの人はファサードを見て、直感的に入店するかどうかの判断を行うからだ。

入店したくなるロジックとは

お客様が思わず入りたくなるファサードとはどのようなものだろうか。一般的に、人は第一印象を保持しやすいと言われている。心理学的には「初頭効果」と呼ばれるものである。

チラシなどの広告による前情報がなければ、通りすがりの人にとって、初めて目にするお店の情報のすべてはファサードによるものだ。しかし、通り過ぎる一瞬で確認できる文字情報には限りがある。瞬間的に確認できるデザイン・形状・色などの視覚的なアピールが、第一印象として魅力的だと受け取ってもらえれば、お店に興味を持つきっかけが作れるだろう。

こうして店に興味を持ったお客様が足を止めたときに考えるのは、どんなものが食べられるのか、ということだろう。具体的なメニューを知りたいはずだ。ファサードではメニューの説明をわかりやすく行い、提供するサービスが、お客様のどのようなニーズを満たすのかを明確にする必要がある。看板やボード、ディスプレイなどを有効活用することで、お客様の食べたいという欲求を引き出し、入店を後押ししよう。

食べたいという欲求を喚起できたら、次は入店への抵抗を弱める方策が必要となる。初めて入店するときには、多かれ少なかれ誰しも不安を抱えるものだからだ。具体的には、窓から店内を観察する、ファサードからお店の雰囲気など推察するといったことを通して、入店できるかどうかを判断することになる。

視点を変えて、店頭の通行量に着目してみることも有益だ。あなたのお店は表通りに面しているだろうか。どの方向から歩いてくるお客様が多いだろうか。せっかくファサードを作り込んでも人の目に触れる機会が少なければ、情報がターゲット層に届く確率は下がってしまう。通行量が少ないのであれば、表通りや遠い場所からも目に付きやすい位置に看板を出すといった工夫をしよう。人の目に触れることが多い角度から見て、アピール度の高いファサードを作るというのも戦略的な方法だ。

集客できるファサードのポイント

集客力のあるファサードにはどのような共通点があるのだろうか。集客できるファサード作りで、押さえるべき3つのポイントをご説明していこう。

アイキャッチ効果が高い

ひとつ目は、ファサードのアイキャッチ効果が高いということだ。アイキャッチとは、主に広告やメディアの分野で使用される言葉で、見る人の興味を惹きつけ、コンテンツ内に誘導する目的で冒頭部などに置かれる。画像やイメージ、映像などが用いられ、デザインやビジュアル面から人々に訴えかけるものである。

ファサードによる集客でも、視覚的に訴えかけるアイキャッチ効果が用いられる。例えば、名物料理が海鮮のお店では、ファサードに魚介類の大きなディスプレイが飾られるのをしばしば目にする。外国料理店の店頭にその国の旗が設置されたり、国のイメージを喚起する色が用いられたりする光景もよく見かけるだろう。これらのサインが持つアイキャッチ効果は高く、ターゲットの注意を強く惹きつけるのである。

アイキャッチ効果が高いファサード

ファサードの大切な役割のひとつには、人々の注目を集めることがある。しかし、もし周囲の環境にそぐわない奇抜な目立ち方をしているなら、お客様や近隣の方からよくない印象を持たれる可能性もあるだろう。周辺との調和も考慮したファサード作りを心がけよう。

メニューのイメージがつく

店先でメニューを探している人は、入店する可能性が高い方と言えるのではないだろうか。新規のお客様を逃さないためにも、ファサードでは提供しているメニューと価格をわかりやすく掲示しておく必要がある。このとき、多くの情報を並べるよりも、売れ筋やおすすめなどを重点的にアピールすること意識してみてほしい。

わかりやすいメニューの説明には、文字情報だけではなく、イメージ画像や映像などを取り入れることが効果的である。視覚的なアピールという意味では、サンプルケースも有効な方法と言えるだろう。メニューを具体的にイメージできるというメリットもある。ただし一方で、人目につきやすいことから、常に清潔さを保てるよう、欠かさず手入れを行うなどの注意は必要だ。

店内の様子が見える

外からも店内の様子が見えることは、お店の内と外にある境界線をぼかすことでもある。新規のお客様にとっては、入店時の心理的なハードルが下がることにつながり、集客の面から見ても効果的なのだ。例えば、1階のお店であればガラス張りのファサードにする、オープンテラスを取り入れる、ドアの間口を広めにとる、などの方法が考えられる。お店に開放的な印象をプラスしたいときにも有効だ。

店内の様子が見えるファサード

店内は外から見たときに暗く見える傾向がある。そのため、お店の照明を明るくすることで、入店しやすい雰囲気を演出するというのもひとつの方法だ。店舗が地下や2階以上にある場合には、ファサードで店内の様子がイメージできる画像や映像を見せるとよいだろう。お店の構造や雰囲気、コンセプトなどを考慮の上、さまざまな工夫を凝らしてみてほしい。

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店頭看板で集客力を上げる

店頭に置く看板は比較的取り入れやすい広告手段だ。集客という意味でも強力な存在感を発揮する。看板の種類や特徴、効果についてひとつずつ確認しておこう。

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店頭看板のイメージ画像

A型看板

A型看板は、飲食店や小売店でしばしば見かけるなじみ深い看板だ。その名は横から見ると「A」の形状をしていることに由来する。表と裏の両面に情報を表示できるタイプが多く、片面のものも存在する。折りたたみが可能で持ち運びにも便利だ。アルミやスチール、ステンレスのほか、ナチュラルな木製など多様な素材が見られる。価格が1万円前後の商品もあり、費用面でも取り入れやすいのが特徴である。

A型看板は、大別すると3つの種類がある。印刷されたシートを貼るタイプと、ポスターなどを挟み込むタイプ、手書きも可能なボードタイプだ。

シートを貼るタイプは、一度貼るとはがれにくいシートを使用することから、内容にあまり変更がない情報の掲示に適している。内容の差し替えが頻繁という場合には、これ以外の2種類がおすすめだ。ポスターを挟み込むタイプを選ぶ際には、防水仕様かどうかの確認が必要になる。完全防水でなければ、ポスター側に防水加工を施す検討も必要だ。ボードタイプには基本的に、防水加工が施されていない。雨天時には片付ける、カバーを被せるといった対処方法を使用前に考えておこう。A型看板のサイズは、高さや幅、奥行きもさまざまである。設置する場所に適したサイズを選ぶようにしてほしい。

デジタルサイネージ

デジタルサイネージは、液晶ディスプレイやLED表示などのデジタル機材を使用して、情報や広告を表示する媒体のことである。電子看板とも呼ばれる。鮮やかな色彩と光で人々の目を惹きつけ、静止画だけでなく動画も流せるというのが特徴だ。近年では、公共機関や商業施設などをはじめ、多くの場所で広く用いられている。

デジタルサイネージは大きく2種類に分類される。コンテンツの再生機器を用いて、ひとつのディスプレイに表示させる「スタンドアロン型」では、インターネット回線を必要としない。コスト面でも比較的手軽に導入できるだろう。複数のデジタルサイネージを一括で管理したいときには、インターネット回線を使用する「ネットワーク型」がおすすめである。

デジタルサイネージのメリットとしては、表示内容を変更しやすいことが挙げられる。飲食店であれば、ランチとディナーの時間帯でメニュー表示を変えたいときに重宝するだろう。

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タペストリー

タペストリーとは、情報を印刷した生地にフックなどを取り付け、店頭などにつり下げて使うものである。化学繊維が用いられた生地は破れにくく、雨風にも強いという特徴がある。使用しないときには丸めてコンパクトに収納できるので、スペースをとらない。

発色は鮮やかで、画像や複雑なデザインを繊細に表現できるという利点がある。価格は素材やサイズによっても異なるが、小さいものでは1,000円台から販売されている。キャンペーンなどのアピールやメニューのラインナップにおすすめのツールである。

のぼり

のぼりは、飲食店で定番の店頭広告だ。歩行者にお店の存在をダイレクトに伝えられる。種類は多様化しており、一般的な縦長サイズをはじめ、大きさや形状、素材、デザインなどのバリエーションが豊富である。

店名が入ったものをはじめ、焼き肉や居酒屋といったお店の種類を表示したもの、おすすめのメニューやキャッチフレーズ、メッセージなどを入れたのぼりも見られる。価格は2,000円~3,000円台もあり、費用面でも気軽に導入が検討できるだろう。

袖看板

店舗の正面に掲示するファサードサインとは別に、袖看板を設置しているお店もある。建物から突き出た形で設置される袖看板は、高い位置に設置されるため、遠いからでも目立ちやすいのが特徴だ。両側から看板が見えるのは、集客面から見てもメリットと言えるだろう。デザインの工夫に加え、内部電飾や外側からの照明を用いることで、アピール力が高められる。

袖看板には安全管理のために、高さの基準などが設けられている。ルールを遵守して設置を行うようにしよう。料金はデザイン費や本体費のほか施工費が加わることもあり、業者によって異なる。見積もりを確認した上で依頼をしてほしい。

ファサードで戦略的な集客を実現

飲食店の経営者は誰しも、お店のメニューやサービスの充実に日々注力していることだろう。しかし集客という観点から考えれば、店内だけではなく、ファサードを含めた外観や外装に、経営的な戦略を反映させることは欠かせない。なぜなら、ファサードは最も人の目に触れやすく、お店の第一印象を左右する場所だからだ。建物の構造的な変更には工事が必要だが、看板やディスプレイなどであれば、それほど手間をかけずに切り替えられるものがあるはずだ。これから出店・開業を考えているならば、専門の業者に依頼を検討するという方法もある。ターゲット層にアピールできるファサードで、安定した集客を実現してほしい。

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