顧客情報を管理|再来店促進の「CRM」ってなに?|
- 1
- CRM(顧客関係管理)システムとは?
- 2
- 飲食店でCRM利用するメリットとは?
- 3
- 飲食店向けCRMシステム徹底比較
目次
飲食店業界に今求められている集客ツールとして、大きな成果が期待されているCRMシステム。大規模な広告を行わなくても、CRMの顧客情報管理を効果的に使うことにより、顧客へのアプローチが行える。これにより、顧客のニーズに応え、サービスを充実させることも可能だ。CRMシステムのさまざまなメリットや使い方、そして、おすすめのCRMシステムを比較しながら紹介しよう。
CRM(顧客関係管理)システムとは?
現在、企業にとって欠かせない販売促進ツールのひとつに「CRMシステム」がある。CRMとは「Customer Relationship Management」の略称で、CRMシステムは企業が事業を行う上で必要な顧客情報や利用履歴などの情報管理を行えるツールだ。
CRMには法人顧客に対して行われるBtoBと個人相手に行うBtoCなどがあり、BtoBでは顧客の利用履歴や訪問履歴など、BtoCは顧客の年齢や性別、地域、好みなどのデータが主に活用される。大口顧客としての企業データと、大勢の顧客の好みなど人気商品の傾向をつかむためのデータという違いがある。
CRMを使うと何ができる?
飲食店向けのCRMでは、これまでペーパーで管理していた来店、予約状況がリアルタイムでPCやモバイルツールに反映されるようになるため、予約を管理する際の手間が軽減される。さらに全スタッフが、各ツールからリアルタイムで予約状況を確認できるようになるため、予約客への対応や新規来客時の誘導がスムーズになるのだ。
また予約だけではなく、客の注文データから「どんな時間にどの地域でどのメニューが売れる傾向にあるのか」などを把握することも可能だ。会員データを利用すれば、顧客情報とリピート内容についてデータを集めることもできる。CRMを使用することで、これらのデータによる顧客分析を行い、販売促進を効率よく行えるようになる。
飲食店でCRM利用するメリットとは?
飲食店でCRMを導入すると、どのようなメリットが得られるのだろうか。ここではそのメリットを3点挙げてみよう。
顧客満足度の向上につながる
顧客リストから個人単位での好みを把握し、個別サービスに力を入れることで、顧客満足度の向上を実現させリピート客を作ることにつながる。
利用が見込まれる客へピンポイントでアプローチできる
顧客管理システムでは、過去のキャンペーン時の反応や好みをデータから確認できる。これにより、ターゲットを絞ってダイレクトメールを送ることが可能になる。
予約台帳と連動して管理を簡単にできる
予約メールの管理が簡単に、そして予約内容の共有も可能になることで、予約客への対応がスムーズになる。そのため忙しい時間帯の混乱が避けられる。
飲食店向けCRMシステム徹底比較
まずはCRM システムの特徴やそれぞれの機能、そして導入にかかるコストなどを比較する必要がある。現在生じている悩みを解決し、より効率よく集客するためには、どのシステムが適しているかをじっくりチェックすることが大切だ。
実際に、飲食店向けCRMシステムにはどのようなものがあるのかを、以下で比較してみよう。
ここでは簡単な紹介のみ行うので、システムについてより詳細に知るためには、それぞれ資料請求を行ったり、詳細が書かれている記事を確認したりしてみてほしい。
※共通比較項目の記号は、〇=対応、△=別料金・連携機能、×=非対応、―=不明・要問い合わせ、で表示
GMOアップカプセル
スマートフォンの店舗アプリを構築できるCRMシステム。プッシュ通知やクーポン機能にはグルーピング機能がついているので、個別やグループ別に顧客へのアプローチが可能。
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| 初期費用 | 月額料金 | プッシュ通知機能 | クーポン機能 | スタンプ・ポイント付与機能 | 予約管理システム連携 |
|---|---|---|---|---|---|
| ― | 10,000円~ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
dodo point
ポイントカード不要、アプリをダウンロードする必要もなく、店頭のタブレットに携帯電話の番号を入力するだけでポイントが貯まる。気軽に利用できることから顧客の利用率が高いシステム。貯めやすいポイントと簡単配信できるお得なクーポンが、リピート率の向上につながる。
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| 初期費用 | 月額料金 | プッシュ通知機能 | クーポン機能 | スタンプ・ポイント付与機能 | 予約管理システム連携 |
|---|---|---|---|---|---|
| ― | ― | ― | 〇 | 〇 | × |
リザーブキーパー
ネット予約と電話予約の一元化により、顧客リストが自動で作成できるクラウド型予約台帳システム。グルメサイトとの予約連携&予約や顧客情報を全員で共有することで、予約のとりこぼしを削減。
「RFM分析」に基づいて絞り込まれた顧客に対しDMを送付。再来店へのアプローチを行うことが可能となる。
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| 初期費用 | 月額料金 | プッシュ通知機能 | クーポン機能 | スタンプ・ポイント付与機能 | 予約管理システム連携 |
|---|---|---|---|---|---|
| 0円~ | 10,000円~(店舗利用料金5,000円~) | 〇 | ― | ― | 〇 |
ユビレジ
iPad端末を使用するタブレットPOSレジシステム。タブレット端末のアプリやシステムをPOSレジとして使用でき、顧客管理や商品・在庫管理、勤怠管理なども可能。全世界で使用され、その使いやすさから継続率は99%という高さを誇っている。
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| 初期費用 | 月額料金 | プッシュ通知機能 | クーポン機能 | スタンプ・ポイント付与機能 | 予約管理システム連携 |
|---|---|---|---|---|---|
| 0円~ | 5,600円~ | ― | ― | 〇 | 〇 |
TabレジEATS
飲食店向けの高性能クラウドPOSシステム。従来型システムに売上、商品、顧客管理機能にオーダーエントリーシステムなどが追加されている。オプションだが、業界最低水準の手数料でクレジット決済機能が利用できるため、クレジットの利用が多い店舗ではコスト削減が見込める。
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| 初期費用 | 月額料金 | プッシュ通知機能 | クーポン機能 | スタンプ・ポイント付与機能 | 予約管理システム連携 |
|---|---|---|---|---|---|
| 0円~ | 18,800円~ | × | × | 〇 | ― |
TableCare
独自開発の飲食店管理アプリを組み込んだタブレット端末で、店舗情報の発信や予約の対応、顧客管理などの店舗オペレーションが行えるシステム。キャンペーン、イベント情報や空席情報などをリアルタイムでユーザーが確認できるため、集客効果が期待できる。
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| 初期費用 | 月額料金 | プッシュ通知機能 | クーポン機能 | スタンプ・ポイント付与機能 | 予約管理システム連携 |
|---|---|---|---|---|---|
| 49,800円~ | 9,800円~ | ― | ― | ― | 〇 |
KALEIDO CRM(POS CUBEと連動)
飲食店向けの多機能顧客管理システム。POSシステム「poscube」との連動で来店日時や注文履歴などを確認することも可能。顧客情報を条件検索して以前の注文メニューから関連性の高いイベントをDMなどでアプローチできる。イベントの効果をシステム上で確認することもできるため、効果的なプロモーションを企画しやすい。
| 初期費用 | 月額料金 | プッシュ通知機能 | クーポン機能 | スタンプ・ポイント付与機能 | 予約管理システム連携 |
|---|---|---|---|---|---|
| ― | ― | × | × | ― | 〇 |
Visionary
顧客管理システムを一元管理できる、統合型のCRMソリューション。顧客管理から注文内容、外部システムでの顧客履歴までまとめて確認でき、効果的な「One to One」マーケティングを行うことが可能になる。企業に合わせて必要な機能をカスタマイズできるので、希望に合うシステムが使える点が大きなポイントでもある。
| 初期費用 | 月額料金 | プッシュ通知機能 | クーポン機能 | スタンプ・ポイント付与機能 | 予約管理システム連携 |
|---|---|---|---|---|---|
| 100,000円~ | 100,000円~ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
顧客情報のIT化で効率的に集客をしよう
現在では個々の顧客サービスの充実を図ることが大切になり、集客力をアップさせるためにCRMシステムを導入することが注目されている。
ペーパーでのアナログ顧客情報では検索に時間がかかり、スタッフ全員で情報共有することも難しいが、CRMではそのデメリットを払拭することができる。
さらにCRMシステムは予約台帳システムや POS システムと組み合わせて連動させることで、集客効果の望める詳細なデータ管理だけでなく、管理作業自体を軽減させることも可能になる。集客力を高めるためのアプローチにプラスして、減った管理作業の時間で別の作業を行うこともできるようになるだろう。