悩み解決|経営 2018.11.28

訪日外国人の接客、どうすればいい?|英会話接客の課題を解決する方法

訪日外国人の接客、どうすればいい?|英会話接客の課題を解決する方法
1
接客英語はどのくらいできればいい?
2
英会話接客の課題を解決する方法
3
集客をサポートしてくれるサービスも紹介
目次
観光地や都市の繁華街にある飲食店では、訪日外国人の集客が大変重要になってくる。訪日外国人のインバウンド集客のために、さまざまな対策を行っている店舗も多いのではないだろうか。しかしながら、せっかくインバウンド集客が成功しても英会話接客ができなければ業務が滞ってしまう可能性もある。そこで、この記事では英会話接客の課題を解決する方法を紹介する。

接客英語はどのくらいできればいい?

訪日外国人客の接客をする際には、やはり英語での対応が必要になってくる。しかし、すべての従業員に自社だけで英語教育を行うのは現実的に考えて不可能に近い。そのため、インバウンド集客を行いたいものの、英語での接客に不安を抱える飲食店オーナーも多い。注文を受ける、外国人のお客様からの質問に答える、店のシステムを伝える、など英語を使わなければならない場面は多々存在する。そもそも、飲食店での接客英語はどの程度できればよいのだろうか。

なぜ接客英語が必要なのか

現在、飲食店で課題となっているのが国内の外食市場規模の縮小だ。一般社団法人、日本フードサービス協会の調査結果では、国内の外食市場が少子高齢化、単身世帯の増加などを背景に縮小している現状を報告している。この現状を受けて飲食店が売上を伸ばすためには、好調に市場が拡大している中食産業に参入するか、インバウンドに頼らざるを得ない。しかし、インバウンド客の満足度を向上させるためには接客英語を活用する必要があるのだ。

フレーズ丸暗記で何とかなる?

「英会話接客」とネットで検索すれば、よく使用されるフレーズを集めたサイトが見つかるだろう。しかし、そのようなフレーズを丸暗記するだけで、訪日外国人への接客は満足にできるだろうか。ある程度のフレーズを頭に入れておくことは重要だが、それだけで十分とは言えない。なぜなら、相手の話している英語をまずは聞き取らなければならないし、訪日外国人のお客様からの問い掛けに対して、丸暗記したフレーズでは臨機応変に対応することが難しいからだ。少なくとも、相手の発言内容を聞き取ることができるヒアリング能力と、自店のことや料理に関する最低限の説明が行える程度のスキルは必要になる。

英会話接客の課題を解決する方法

インバウンド集客が成功すれば成功するほど必要になってくる英会話接客。ここからは英会話接客の課題を解決する方法を紹介する。飲食店における英会話接客の課題を解決するためにはどのような対策があるのか、インバウンド集客の強化を考えている飲食店オーナーはぜひ参考にしてほしい。

英会話接客の課題のイメージ画像

飲食店向け英会話教室で学ぶ

従業員やアルバイトにしっかりと英語教育を行うことができる飲食店向け英会話教室があることをご存知だろうか。ここでは飲食店向けの英会話教室について、いくつか紹介しよう。

華ひらく

飲食店の従業員やアルバイトスタッフに英会話を習得させるサービスとして人気があるのが「華ひらく」だ。飲食店の英会話に特化したレッスンが受けられるのはもちろんのこと、希望に応じて、アメリカの国際カジノホテルで「No.1ウエイトレス」と称された講師が、飲食店店長やホールスタッフなどを対象としたセミナーや講演を行っているのも魅力のひとつだ。メディアにも多数取り上げられているサービスなので、インバウンド対策や飲食店の接客向け英会話を学びたい方は、ぜひチェックしてみるとよいだろう。
料金システムは受講人数無制限の1レッスン2時間までで10万円、その他にも少人数で受けられるレッスンも用意されている。
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「いらっしゃいませ」を英語で言える?

ジョビングリッシュ

ジョビングリッシュは、渋谷英会話のウィーが提供する職業ごとの英会話を支援するサービスで、飲食店であれば接客・飲食の英会話カリキュラムがおすすめ。このコースでは、基本的なオーダーテイクから苦情の受付、電話での予約受付まで学ぶことができる。また、学んだ英語のアウトプットを中心にしたい場合は、マンツーマンで申し込みをしてみるとよいだろう。料金システムは1レッスン1人あたり1万6,000円で、団体申し込みは要問い合わせとなっている。

産経オンライン英会話

こちらのサービスは上記で紹介した2つのサービスと異なり、スカイプなどのツールを利用することでオンライン受講ができるWeb英会話サービス。マンツーマンレッスンなので、飲食店をはじめとしたサービス業向けの英会話にも対応している。最大の特徴は、25分や50分など、プランごとに決められた分の時間だけ、毎日英会話のレッスンを受けることができる点だ。店舗営業前のわずかな時間だけでも英語を学ぶ機会があれば、非常に有効と言えそうだ。月~日曜日の好きな時間帯(対応時間は5:00~25:00)に受講できる点も大きな魅力のひとつ。料金システムは毎日25分プランで月額5,980円、毎日50分プランは月額9,800円で利用できる。

翻訳ツールを使う

接客向けの英会話を学ぶことも訪日外国人客の来客に備える有効な手段だが、近年発達し続けている翻訳ツールを使うことも選択肢のひとつである。従業員・アルバイトスタッフ教育の一環として社内で英会話教室を推奨・補助するにはコストがかかってしまうが、翻訳ツールであれば、導入費だけで英語の苦手な従業員も気軽に利用することが可能だ。ここでは人気の翻訳ツールとその機能について紹介する。

MayumiⅡ

「MayumiⅡ」も高精度のAI翻訳として人気を集める翻訳機だ。会話における双方向の翻訳が可能なので、飲食店などで利用するには大変便利。また、言語によって最適な翻訳エンジンを選んだうえでAIが学習をするので、翻訳機の精度が使うごとに向上していく。英語、中国語、台湾語、韓国語、ロシア語など全45言語に対応しており、1台あたり2万9,800円で導入できる。

ili(イリー)

「ili」は、旅行に特化した音声翻訳機としてCMでも話題となっているが、音声翻訳機のため飲食店でも活用できる。こちらの製品はオフライン音声翻訳機なので、インターネットの接続環境が悪い中でも使用できるという利点がある。一方通行の翻訳機だが、大変シンプルな作りで簡単に使用できる点も魅力だ。英語、中国語、韓国語に対応していて、1万9,800円で導入できる。また、レンタルも行っているので、使用感を確かめることも可能だ。

アプリサービスでコミュニケーション

アプリサービスを利用することでも、英語や他の言語でコミュニケーションを取ることができる。飲食店での英話接客では、話し方や文法も大切なことだが、まずは訪日外国人客と意思の疎通をすることがなによりも重要だ。ここでは外国からのお客様と意思を疎通させるために利用すると便利なアプリサービスを紹介する。

WaviSaviNavi

「WaviSaviNavi」は、タブレットなどの端末を利用し、英語でのメニュー掲載などを行うことができるアプリサービス。メニューだけでなく、店の歴史やコンセプトなども掲載でき、端末を利用して訪日外国人客から注文を受け付けることも可能だ。日本食を楽しみに来店する訪日外国人客も注文のストレスを感じることなく、飲食店、訪日外国人客どちらにもメリットのあるサービスである。初期費用は10万円、加えて、1店舗あたり月額1万5,000円で導入可能。
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インバウンド対応を支援する接客アプリ

Myorder(マイオーダー)

「myorder」は、英語での店舗ページ作成などをサポートしてくれるだけでなく、訪日外国人の集客アップにつながるコンテンツを提供してくれるアプリサービスだ。アプリ利用者の訪日外国人に向けて、おすすめメニューで集客のためのPRができ、グランドメニューを多言語翻訳することも可能。そして、メニューをその場でさまざまな言語に翻訳することができるため、オーダーテイクもスムーズに行うことができる。
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課題を解決するインバウンドサービス 

ぐるなび外国語版

日本でも飲食店選びに多く利用されるぐるなび。こちらの「ぐるなび外国語版」も訪日外国人とコミュニケーションを取る際に有効活用できるアプリだ。「ぐるなび外国語版」では、英語・中国語簡体字・中国語繁体字・韓国語に対応したメニューを掲載することができ、すでにぐるなびに加盟している飲食店は特にスムーズに利用することができる。片言の英語さえ話すことができれば、タブレットやスマートフォンなどの端末を外国人客に見せることでスムーズに注文を受付することが可能だ。

集客をサポートしてくれるサービス

英語接客に対応することができても、インバウンド集客ができなければそもそも意味がないだろう。例えば、本記事で紹介した「myorder」や「ぐるなび外国語版」を利用することで、集客を行うこともできる。さらに、外国人の利用者が多い「TripAdvisor」や「Yelp」などに登録し、内容を充実化させるのも効果的だ。訪日外国人の集客を成功させ、お客様に満足してもらうことで世界中に貴店のファンを作ることができるだろう。
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