悩み解決|売上 2018.10.18

ポスティングの反響率を上げて集客する方法|新聞折込チラシとの比較

ポスティングの反響率を上げて集客する方法|新聞折込チラシとの比較
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ポスティングと新聞折込チラシを比較
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ポスティングで効果測定をする方法
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ポスティングの反響率を上げて集客するコツ

目次

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店の広告宣伝に昔から利用されているポスティングと新聞折込チラシ。どちらも選んだ地域にチラシを配布するというやり方は同じだ。しかし、得られる効果はそれぞれ異なっている。よい宣伝広告を行うには、それぞれの特徴を知り、目的やターゲットに合った手法を選ぶことが大切。この2つの宣伝手法の違いや、反響率を上げるコツを紹介しよう。

ポスティングと新聞折込の比較

ポスティングと新聞折込はどちらも選んだ地域にチラシを撒いて自店の特徴やメニューなどをアピールし、認知度を高めながら集客をする手法。同じような宣伝方法だが、得られる効果や対象とする顧客は少しずつ異なる。2つの宣伝方法の違いやメリット、デメリット、チラシ1枚あたりの単価相場、反響率を以下の表にまとめた。店舗の場所やターゲットによっても向いている手法は変わってくるので、それぞれの特徴の詳細も紹介していく。

ポスティングと折込チラシの比較表

ポスティング

ポスティングは市区町村よりも細かい単位で場所を選んで設定することができる。事業所や施設など、配布する側が希望しない建物を除いてチラシを配ることも可能だ。また車庫付きの家だけに配布先を絞るなど、ある特定の場所や条件を決め、そこに対してだけ宣伝できるというメリットもある。クーポン付きチラシや、パンフレットやカタログ、かさばるサンプル品の貼付など、新聞の折込チラシではできないことを、ポストに入るサイズであれば配布できるという自由度の高さも魅力的。

ポスティングでよく使われるのは、新装開店時における認知度向上を目的とした開店チラシや、新規顧客開拓を狙ったキャンペーンチラシなどがある。受け手が目指すターゲットとぴったり合致していれば、そのチラシによって今後優良顧客になってくれる可能性も高い。

一方デメリットもある。例えば1日で配布できる枚数には限界がある。個人差や環境によっても違いがあるが、ポスティングに慣れていないのであれば、1日2,000部を配るのには4~5時間ほどかかってしまうことも。また、設定した住居すべてに配布できるとは限らない。ポスティング自体を禁止しているマンションも多く、ポスティングをお断りとしている個人宅もある。これを無視して配布するとクレームがでてしまい、お店のマイナスイメージとなってしまうので注意が必要だ。また天気によっても配布効率が左右されてしまう。さらにアルバイトを使った場合は配布状況を把握しにくくなるため、実際は配布していないのに、配布したと報告されてしまう可能性も念頭に置いておこう。

ポスティング料金の相場は地域や業者によって異なるが、1枚あたり5円~9円程度が一般的。その反響率は0.1%~0.3%ほどだ。しかし望むエリアの世帯に広く配布することができるため、ターゲット層が多く住むエリアに集中的に配布すれば、より効果がでやすいと言えるだろう。

新聞折込チラシ

購読している各家庭に毎日届く新聞に入っているのが折込チラシ。B4~A3の範囲の大きさが一般的だ。家庭で新聞を読む習慣がある人は、折込チラシを見る確率がかなり高い。近年では新聞の購読率が下がってきていると言われているが、新聞を定期的に読んでいる人の割合は全体の約78%というデータもある。この約78%の購読者がすべてチラシに目を通すと考えれば、それだけでも十分にチラシを打つ価値があるだろう。

※全国メディア接触・評価調査報告書2015 一般社団法人日本新聞協会

また、新聞折込チラシは、不意にポストに入ってくるチラシよりも信頼性が高いと言える。定期的に繰り返してチラシを入れれば、店のイメージが浸透しやすいというメリットもある。

ポスティングと比較して、折込チラシの一番の優位性は、設定した配布予定日の朝には必ずチラシが配布される、ということだ。つまり、広い区間に一斉に宣伝を流したい場合にぴったりの方法と言える。イベントの直前にスポット的な告知をしたい時や、新装開店の前日に告知したい時など、期間限定や短期的に一斉告知するにはとても有効な手段だろう。

当然デメリットもある。ポスティングと違い、地域や場所、条件を特定したとしても、残念ながらその家庭で新聞を購読していない、ということもあり得るのだ。目指すターゲット層に確実にリーチができないという可能性が考えられる。

新聞折込の料金は1枚3~5円程度で、費用はポスティングより若干安く、反響率は通常では約0.3%と言われている。だからと言って新聞折込チラシのほうが集客しやすい、と考えるのは早計だ。

新聞を購読する世帯の年齢層は、どちらかと言うと高齢者が多い。高年齢層の顧客をターゲットにしている場合は狙い通りの見込み客への宣伝になるかもしれないが、逆に10~20代の若年層をターゲットにしている場合はリーチが難しいとも言える。また配布日に他店からの同じようなチラシが多かった場合、自店のチラシをよく見てもらえないことも考えられる。

新聞折込チラシのイメージ

ポスティングでの効果測定

ポスティングを行う際は、その効果がどのくらい表れたかをしっかりと把握しておきたい。どのような宣伝でどれだけの顧客に足を運んでもらえたかがわかれば、結果を次回の宣伝に生かすことができるからだ。つまり上手な宣伝のコツをつかむには効果測定が重要なポイント、ということになる。

例えば効果測定のひとつの方法として、チラシに独自のクーポンを付ける方法がある。配布したあとに、戻ってきたクーポンが何枚使用されたか確認することで反響率を測ることが可能だ。そのほか、チラシにキャンペーン番号を記しておき、チラシ持参の顧客に特典を付けたりするのもいいだろう。

反響率を上げて集客をするには

ポスティングでは配布エリアをどこにするか選ぶことができる。その特徴を生かして、見込み客に効率よくリーチすることが大切だ。店の認知度を上げるだけでなく、さらに一歩踏みこんで、集客にポイントを絞った宣伝方法を紹介しよう

商圏を把握する

自店の周辺エリア(商圏)は、歩き回って街並みや雰囲気などを普段からチェックしておきたい。まずは商圏の人口規模や住民の年齢層、生活水準などを把握する。そのために、歩いている人のファッション、街中の店に並んでいる商品の種類やその価格帯、地元レストランの客層やメニューの価格帯などを調べてみる。それができれば、エリアの消費の傾向やニーズをある程度推測し、店のブランディングやポスティング戦略に生かすことができる。

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ターゲットを絞る

見込み客に店へ足を運んでもらえるようにアピールするには、商圏内で見込み客が多く住むエリアをある程度選定して宣伝するのがポイント。事前に性別や年齢、家族構成や好みなど、自店がどのような顧客をターゲットにしているのかを再確認しておこう。エリアを絞り込んで広告を出せば、無作為に広告をばらまくよりも高い反響率が期待できるだろう。

効果的な曜日、時間に配布する

実際のポスティングでは、曜日によって配られるチラシが異なっている場合が多い。

例えば、火曜日には週末買い物した食料が切れることを見込んでスーパーの食料品チラシが配られる。土曜日は、さまざまな種類のチラシの数が多い日だ。家族皆が休みになる家庭が多いため、家族で話し合って購入するような高額商品のチラシも多く配られる。このように商品の需要が見込める時に合わせて宣伝するのが基本だ。

飲食店のチラシの場合は、各家庭で週末に外食に出かけることを見込んで、木曜や金曜、土曜日に行うと反響率が上がりやすい。ただし土曜日には競合の宣伝も多い可能性があり、埋もれてしまう心配もある。そういった場合、どのような内容にすれば見てもらえるのか、も考えなくてはならない。

また、ポスティングをする時間帯にも気を付けたい。配る時間を変えるだけで、店側が希望する顧客の目に付く可能性が高くなることもある。主婦をターゲットにした食品チラシの場合、午後の早い時間に配るなど、パートやアルバイトからの帰宅時間や買い物時間の直前に合わせて配られることが多い。その日のうちにすぐチラシに目を通してもらえる可能性が高いからだ。サラリーマンの帰宅が多くなる夕方から夜の時間帯に配布したり、高齢者がゆっくりと朝食を取ると予測される時間より少しだけ早い時間帯に配布したりするなど、ターゲットに対して狙い目の時間帯を変えながら効果測定するのもよいだろう。

コストダウンを考えよう

ポスティングは部数によっては、かなり大きな費用がかかることがある。ターゲットをより細かく選定することによって部数を減らすことができれば、コストダウンにつなげることが可能だ。また効率的なルートの考案や、ポスティングの代行業者を使うという手もある。短期間に大量のチラシを配布できることが何よりもメリットだ。コストはかかるがある一定の効果が見込める場合は考慮してもよいかもしれない。どんな場合でも、反響率の高さがポイントになる。そのためには、単発の宣伝ではなく、定期的な配布や、曜日や時間帯を変えるなどしながらその都度効果測定を行い分析し、もっとも適切なチラシ配布の方法を見極めていくことが何よりも大切だ。

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