悩み解決|売上 2018.12.02

訪日中国人のインバウンド対策|中国で人気のモバイル決済とは?

訪日中国人のインバウンド対策|中国で人気のモバイル決済とは?
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モバイル決済導入がインバウンド対策に!
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中国で2強のモバイル決済とは?
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中国人向けモバイル決済アプリで対策を
目次

年々日本を訪れる外国人の数は増えているが、特に中国や韓国、台湾といった近隣アジア圏からの訪日客は非常に多い。2017年に日本を訪れた中国人は、昨年より15%以上増え、735万人を突破した。これほど多くの中国人が日本を訪れているのだから、飲食店としても集客して売上向上につなげたいもの。そこで、ここでは中国で当たり前になっている「モバイル決済」に焦点をあてて、訪日中国人のインバウンド対策を紹介していく。

モバイル決済導入がインバウンド対策に!

訪日する中国人を集客するには、モバイル決済の導入が欠かせないといっても過言ではない。しかし、日本ではまだまだ利用が進んでいない現状を考えると、中国人観光客の取り込みの一環として、すぐにでもモバイル決済の仕組みを導入しよう、という飲食店は少ない。ここではまず、中国においてスマホでの決済がどのくらい浸透しているかをお伝えする。

モバイル決済における日本と中国の違い

日本でもスマホで決済をするシーンが増えてきたが、それでも全体の6%程度だ。しかし、これが中国になると、98.3%の利用率となっている。この数字の違いは驚異的だ。スマホを持つほぼすべての人が、モバイル決済を利用しているといっても過言ではないだろう。それだけ、中国国内ではモバイルでの決済が広く普及しているのだ。

日本のモバイルでの支払いは、基本的にICカードで代用できることが多い。一方、中国のモバイル決済は、QRコードとアプリを組み合わせたものが多い。店舗がユーザーのバーコードを読み取って決済する、もしくはユーザーが店舗から提示されたバーコードを読み取って決済する、といった具合だ。

アプリを使ってバーコードを読み込むだけ、読み込んでもらうだけなので、非常にスピーディである。また、双方の負担が限りなく少ないのもメリット。顧客と店舗側、どちらにも大きなメリットがあるからこそ、中国国内でここまでスマホによる決済が普及したのかもしれない。今後もさらに広がっていくと考えられる。

中国はどのくらいスマホ決済文化なのか

日本でスマホ決済に対応しているお店は限られている。どちらかというと、まだまだ対応していない飲食店のほうが多いのではないだろうか。しかし、中国では規模の小さな個人店から、屋台までもがモバイル決済に対応しているのだ。なんと、バザーでもスマホの決済が主流となっており、現金を使用するシーンはほとんどない

飲食店で食事をしたときも、QRコードを印刷したレシートがテーブルに運ばれてくる。これを読み込むことでモバイル決済ができるのだ。そのため、わざわざレジで店員とやり取りをする必要はない。気になるのは、どうして中国でここまでモバイル決済が普及したのかということだが、1つには偽札のリスクが挙げられる。

中国旅行などで、偽札を見かけたという経験を持つ人もいるかもしれない。商売を営む者にとって、偽札を掴まされることほど悔しいことはない。商売人でなくても、偽札が流通するのは困った話だ。
また、中国だけでなく海外では現金のひったくりや置き引きなどに細心の注意を払わないといけないのは当たり前で、現金を持っていること自体にリスクが伴う。そこに急速なスマートフォンの普及という背景があり、中国におけるモバイル決済の、異例ともいえる広がりの早さにつながっているのだ。

逆に日本の場合、モバイル決済の普及率が低いことの理由として、現金中心の貨幣文化が挙げられるだろう。また海外に比べて犯罪率が低いことも要因の1つだ。日本の良い面が、キャッシュレス決済普及の足かせになっている、ともいえるのかもしれない。

QRコード決済のイメージ

中国で2強のモバイル決済

ここでは、中国で実際に利用されている決済を紹介したい。現在、中国ではAlipayとWeChat payがモバイル決済の主流となっている。そこで、それぞれの特徴についてピックアップしてみた。

alipay

alipayのロゴ

プリペイド方式を採用していることが1つの特徴として挙げられる。あらかじめ銀行口座からチャージを行っておき、決済した際にはこの残高から自動的に引き落とされる。チャージ分しか使えないため、クレジットカードのように使いすぎることがない。

スマホの画面上に表示された、QRコードを読み取ってもらうことで決済を行うのも特徴だ。逆に購入者が、提示されたQRコードを読み取って決済を行う方法もある。

買い物や飲食店での支払いができるだけでなく、スマホユーザー同士での送金ができるという特徴もある。ユーザー同士での送金が容易にできるため、現金を持ち歩くこともない。中国ではAlipayを用いた送金が一般的になっている。

WeChat pay

WeChat payのロゴ

基本的に、決済の仕組みは先ほどのAlipayと同じである。提示されたQRコードを読み取り、購入した金額をスマホに入力することで支払いができる。こちらはプリペイド式ではないため、アカウントと紐づけられた銀行口座から直接、利用分が即座に引き落とされるというシステムだ。

中国国内では、WeChat payを導入している店舗が約100万店存在するといわれている。利用者数は約6億と、これまた途方もない数字だ。それだけ多くの人、企業が利用している、信頼できるサービスだといえるのではないだろうか。

そもそもWeChatとは、約9億人の中国人が毎日のように使用している巨大SNSだ。アカウント数は約13億といわれており、今後もこのモバイル決済を利用するユーザーはさらに増えていくだろう。

中国人向けモバイル決済アプリ
では、実際に自店へモバイル決済を導入するなら、どのサービスを選べばいいのだろうか。ここではおすすめの決済アプリをいくつかご紹介する。

StarPay端末

店舗向けのマルチ決済ソリューションである。さまざまなモバイル決済に対応しており、先ほど紹介したWeChat payやAlipayの決済にも対応できる。日本でも普及しつつあるLINE pay、d払いなどにも対応しており、今後さらにQR決済サービスの種類は増えていく見込みだ。今から導入しておけば、今後きっと経営のプラスになるだろう。

多彩な決済に対応できるというのは、やはり魅力的だ。サービスに対応した端末をそれぞれ用意する必要もなく、1つでさまざまな決済に対応できる。特に、WeChat payとAlipayが利用できるのは大きい。中国人の集客に力を入れたいと考えている飲食店なら、導入しておいて損はないはずだ。
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WeChat Payに対応する方法 

招待pay

店頭向けの中国モバイルペイアプリで、d払いにも対応している。もちろん、WeChat payやAlipayでの決済も可能だ。中国人観光客に対し、お釣りのないスピーディな対応ができるようになるだろう。スタッフの負担軽減にもつながるはずだ。また、今利用しているPOSレジソフトに中国モバイルペイを追加したい、といったシーンでも活用できる。
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手軽に始められる中国人向けスマホ決済アプリ 

origami pay

簡単に導入できるのが魅力の決済サービスである。レジの近くにステッカーQR決済スタンドを設置し、それを読み取ってもらうことで簡単に決済ができる。また、決済だけでなく、お店からの情報を利用者に送ることができるのも大きな魅力だ。顧客に対しストレートなアプローチが可能になり、来店促進につながるだろう。ゆうちょ銀行での支払いも可能で、日本人にはなじみやすいアプリとなっている。
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Coiney

スマホやタブレット端末に、ターミナルを接続するだけで簡単に決済ができる。また、決済用のWebページを作成し、URLを送って決済してもらうこともできる。WeChat pay決済もできるため、中国人の顧客を逃すこともないだろう。丁寧なサポートを行っており、公式サイトから導入に関するあらゆる質問を受け付けている。

モバイル決済で中国人観光客を取り込もう
モバイルによる決済は中国では当たり前になっている。そのため、日本でもAlipayやWeChat payに対応していれば、高い確率で訪日中国人を呼び込めるだろう。対応している旨のステッカーを貼っておけば、旅行客も安心するはずだ。まだそれほど多くの飲食店が導入していないため、他店との差別化を図るためにもおすすめしたい。WeChat payを導入して、爆発的に売上がアップしたという事例もあるので、ぜひ前向きに検討してほしい。

株式会社エックスグラビティは、決済代行業会社として、飲食店のAlipay決済導入をサポートしてくれる。導入を検討しているのならまずはこういった代行業者に相談してみるのも良いだろう。

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