TOP  >  コラム  >  その他  >  まん延防止等重点措置とは|徹底解説

まん延防止等重点措置とは|徹底解説

まん延防止等重点措置とは|徹底解説

近日ニュースでよく聞く「まん延防止等重点措置」とは何か解説する。

大阪府の吉村知事は、大阪府内で新型コロナウイルスの感染が再拡大していることについて、国に対し、まん延防止等重点措置の適用を要請する考えを示した。感染の第4波に入ったという認識を示したうえでの判断に至った。


4/2追記:政府は大阪府・宮城県・兵庫県に対し、まん延防止等重点措置を全国で初めて適応することを決定した。期間は4月5日から5月5日までの31日間としている。


4/9追記:政府は東京都・京都府・沖縄県に対しても適応する方針であることを明かした。期間は4月12日からとしている。東京都は大型連休明けの5月11日まで、京都府・沖縄県は5月5日までで調整している。



前提として、まん延防止等重点措置とは何か、与える影響は何かをみていく。

■まん延防止等重点措置とは


まん延防止等重点措置とは、特定の地域で実施される措置のことだ。新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づいたものである。感染拡大を防ぐため、国が対象の都道府県を決める。そして、知事が営業時間短縮の要請や命令を出すことができる。その命令に違反した事業者には、20万円以下の過料が科されるというものである。

■緊急事態宣言との違い


緊急事態宣言との違いは①対象の地域 ②適応の目安 の違いである。

①対象の地域
緊急事態宣言
→都道府県単位

まん延防止等重点措置
→政府が対象とした都道府県知事が市町村など特定の地域を限定できる

②適応の目安
緊急事態宣言
→ステージ4に相当するかどうか

まん延防止等重点措置
→・ステージ3相当での適応を想定
 ・感染が局地的または急速に広がっている場合はステージ2もあり得る
※措置を講じる要件
→・都道府県で感染拡大の恐れ
 ・医療の提供に支障が生じる恐れ
 
ステージについては以下を参照
ステージ4:感染爆発段階(爆発的な感染拡大)
ステージ3:感染急増段階(感染者数が急増)
ステージ2:感染漸増段階(感染者数が徐々に増加)
ステージ1:感染ゼロ散発段階(感染者数が散発的に発生)

■飲食とまん延防止等重点措置の関係


まん延防止等重点措置が取られた場合、飲食業などに対して都道府県が出来る措置は以下の通りである。
・従業員への検査受診の勧奨
・入場者の整理
・発熱などの症状がある人の入場の禁止
・入場者へ感染防止のための措置の周知と、それを行わない人の入場禁止など

■まとめ

緊急事態宣言が出されていなくても、まん延防止等重点措置は出されることが分かった。飲食業にも影響があると思われるまん延防止等重点措置。今後も動向を探る必要がある。

関連記事

関連記事