悩み解決|経営 2018.09.18

飲食店物件に強い、店舗物件サイト比較|居抜きのメリット、オススメ紹介

飲食店物件に強い、店舗物件サイト比較|居抜きのメリット、オススメ紹介
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物件のタイプを知ろう
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居抜き物件のメリット・デメリットとは?
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飲食店物件に強い!居抜き店舗サイト6選

目次

飲食店の開業にかかる費用を節約したいと考える経営者は多いだろう。そんなときには、内装や設備がすでに設置されている居抜き物件がおすすめ。この記事では、居抜き物件を数多く扱うサイトを、特長の比較を交えながらいくつか紹介する。「居抜き」や「スケルトン」といった店舗物件の種類に加え、それらのメリット、デメリットなどの物件探しに役立つ情報も解説していく。自分の店に合った優良な物件を探したいときの参考にしてほしい。

物件のタイプを知ろう

飲食店の店舗物件を探すにあたって知っておきたいのが、居抜き物件スケルトン物件の違いだ。居抜き物件は、厨房や椅子、テーブルなどの設備をはじめ、壁、天井といった内装を前の店から引き継いだ状態にある。一方のスケルトン物件は、設備や内装がなく、コンクリートがむき出しの状態まで戻してある。そのため、店内を自分の好きなように作り直すことが可能だ。しかし、設備や内装工事に費用がかかることに加え、退去するときには再度、スケルトンの状態に戻す工事が必要となる。

不動産契約をするときには契約の形態にも注意したい。サブリース契約かどうかは特に確認すべきポイントである。

サブリースとは、サブリース事業者がオーナーから物件を借り上げて、借主に転貸する仕組みだ。よく見られる契約形態ではあるが、オーナーとサブリース業者の間にトラブルが発生したケースもあり、国土交通省や消費者庁から注意喚起がされている。契約の終了により、店舗の強制退去を求められる場合もあるので、賃貸契約をするときには契約の内容を十分に把握・検討しておこう。

居抜き物件のメリット・デメリットとは?

ここで、居抜き物件のメリットとデメリットについても考えてみよう。メリットの1つ目は、すでにある内装や設備が使えるので、すべてを新装する必要がないことだ。開店準備にかかる日数や手間を減らせる。2つ目は、一から内装工事を行わずに済むので、初期費用を抑えられることである。開業における経済的なリスクを軽減させることが可能だ。3つ目は、前の店舗と似た業態や業種の飲食店であれば、お客様をそのまま引き継げる見込みがあることだ。開店時の不安要素となりやすい集客の大きな助けとなるだろう。

一方、デメリットとしては、希望した場所や賃料で気に入った物件を見つけるのはなかなか難しいことが挙げられる。もし内装工事を行うことにした場合にも、スケルトン物件に比べれば変更の自由度は低い。備え付けの設備がすでに劣化していることもあり、トラブルが発生したときには、修理が必要となる可能性もあるだろう。また、3つ目のメリットの裏返しで、前の店の良くない印象や評判を引き継いでしまうことも考えられる。そのようなケースでは、イメージを一新するような工夫や戦略が必要となるだろう。

居抜き店舗の探し方

居抜き店舗での開業を望む場合、物件をどのように見つけたら良いのだろうか。まずは徒歩で希望のエリアを周って物件を探したり、街の不動産屋を巡ったりといった方法が考えられる。多くの物件を実際に見て回ることで、不動産を見る目は着実に養われるだろう。

しかし、居抜き物件はそれほど多く出回ってはおらず、ちょうど良い物件を見つけるまでにはかなりの時間と手間を要することが予想できる。

短期間で効率的に希望の物件を見つけたいなら、飲食店物件を探す専用サイトの活用がおすすめだ。多数の居抜き物件が集まっており、エリアや賃料、坪数、階数などを絞り込んだ検索が可能である。希望に合った物件や新着情報をメールで知らせてくれる機能などもあり、物件探しをよりスムーズに進められるだろう。そのサイトによって扱うエリアや得意とする業態などが異なるので、自分の店に合ったサイト選びをしてほしい。検索機能だけではなく、資金調達をはじめとした開店準備や店舗運営のサポートを行うサイトもある。出店にまつわる疑問や不安を解決へと導く相談や情報提供などのサービスがあれば、開業が初めての方も心強いだろう。物件の検索と合わせて活用してほしい。

飲食店物件に強い!居抜き店舗サイト6選

次に、掲載物件数や対応エリアなどを比較しながら、飲食店物件を取り扱う居抜き店舗サイトを6つ紹介する。商圏分析や融資サポートといったサービスを提供しているサイトもあるので、開店準備の際には参考にしてみてほしい。

居抜き店舗.com(株式会社テンポイノベーション)

飲食店を専門に居抜き物件を紹介する「居抜き店舗.com」は、平成30年9月現在、約53,000人の会員を有する検索サイトだ。店舗の状態や周辺の状況についての入念なリサーチを行うのが特長である。担当者が出店を親身にサポートしてくれる。多数の未流通物件が用意されており、契約はサブリースで行われる。

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物件数
対応エリア
内装業者紹介
融資サポート
商圏調査
店舗売却サポート
約52,000件(平成30年9月現在)
首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)



◯(店舗買取り.com)




店舗まるごと.com(スマートレンダー株式会社)

「店舗まるごと.com」は、ラーメン店をはじめとする飲食店の物件が充実したサイトである。主に、2店舗目からの出店を支援している。保証金などの資金調達に関する手厚いサポートを行うのが特長だ。保証金を分割で支払うサービスもあり、サブリース契約が採用されている。

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物件数
対応エリア
内装業者紹介
融資サポート
商圏調査
店舗売却サポート
約200件(平成30年9月現在)
―(関東中心)







テンポスマート株式会社 M&A Properties

居酒屋や焼肉店といった飲食店物件を取り扱う「テンポスマート」は、不動産会社などを介した未流通物件が多彩だ。店舗デザインや資金調達などの出店に必要な支援を提供するビジネスパートナーとの連携があり、利用者の希望に応じて紹介してくれる。サブリースをはじめとする賃貸仲介を行う。

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物件数
対応エリア
内装業者紹介
融資サポート
商圏調査
店舗売却サポート
約7,200件(平成30年9月現在)
東京、神奈川、埼玉、千葉
◯(ビジネスパートナー連携)






居抜き本舗(株式会社ファーストライズ)

多様な業態の居抜き物件がそろった「居抜き本舗」は、それぞれのエリアの特性を熟知した上で、その店に合った物件を提案。独自のルートから探し出すレアな物件も用意している。出店に役立つ情報提供も行われており、税理士が資金調達などの相談に応じてくれる。

物件数
対応エリア
内装業者紹介
融資サポート
商圏調査
店舗売却サポート
約2,000件(居抜きのみ抽出、平成30年9月現在)
東京都内

◯(資金調達に精通した専門家による申請サポート)

◯(居抜き売却本舗)




ぶけなび(株式会社あどばる)

「ぶけなび」は、これまでに3,000件以上の出店をサポートしてきた実績を持つ。開業に役立つ情報を数多く提供し、飲食業界を経験したスタッフが出店をフォローする。登録すれば、非公開の情報を検索できたり、担当者から物件の紹介を受けたりすることも可能だ。

物件数
対応エリア
内装業者紹介
融資サポート
商圏調査
店舗売却サポート
約15,000件(関東・東海合算。平成30年9月現在)
首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)、東海(愛知・岐阜・三重)



―(売却店舗情報をサイトに掲載することは可能)




店舗そのままオークション(株式会社M&Aオークション)

平成30年9月現在、100,000人以上のユーザーを有する「店舗そのままオークション」は、飲食店の居抜き物件を豊富にそろえたサイトだ。融資や集客など、開業時のさまざまな問題のサポートを行うべく、独立開業を支援するセミナーや資金に関する個別相談も提供している。

物件数
対応エリア
内装業者紹介
融資サポート
商圏調査
店舗売却サポート
約1,700件(平成30年9月現在)
全国

◯(事業計画・資金調達セミナー、無料個別相談)

◯(店舗そのまま閉店・売却サポート)


居抜き店舗サイト 選び方のポイント

一口に居抜き店舗を扱うサイトと言っても、それぞれに特長や強みは異なる。担当者からの手厚いサポートがサービスに含まれるサイトもあれば、2件目以降の出店を重点的に支援するサイトもある。どこか1つのサイトに絞って利用するというよりは、いくつかのサイトに登録して多くの居抜き物件を見比べることからはじめると良いだろう。また、資金調達や出店のノウハウといった情報を提供しているサイトもある。開業に役立つ情報の収集にも、これらのサイトをぜひ活用してみよう。

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