悩み解決|効率化 2018.12.04

売上管理システムの機能連携|分析業務を効率化できるシステム6選

売上管理システムの機能連携|分析業務を効率化できるシステム6選
1
売上管理システムと連携できる機能
2
連携機能が充実の売上管理システム6選
3
連携機能で集客効果アップを図ろう
目次
飲食店経営において、売上管理は重要な課題。しかし、店が繁盛して忙しくなるほど目の前の業務に時間を奪われ、売上分析まで即座に行うのは難しい。限られた時間の中で現状を分析し今後の戦略を打ち立てるためにも、さまざまな機能連携ができる売上管理システムの活用を視野に入れたい。

売上管理システムと連携できる機能

手作業での売上管理は時間が取られミスも起こりやすい。効率を上げるには売上管理システムの導入が大きな力となるが、システムを便利かつ効果的に活用するには他の機能と連携し的確に分析することも必要となる。

例えば、最終的な売上額を見るだけでは顧客のニーズは把握できない。ここで最適な連携機能を使うことで、円滑な店舗運営が可能となる。では、売上管理システムとの連携ができる機能を確認しておこう。

POSレジ

POSシステムの最大の特徴は、リアルタイムで売上や顧客情報の把握ができることだ。クラウド型のシステムなら、経営者はどこにいても即座に売上の状況を確認することができ、急な商談にも役立つ。手作業での売上管理の場合は、一日の終わりにジャーナルを見ながらシステムに手打ちしていく必要があるが、POSレジは注文をうけたその場で販売額や販売時間帯、顧客の情報などを登録することが可能である。

在庫管理

在庫管理をシステム化することで、在庫が適切にストックされているかを構造的に把握できる。扱う商品やメニューの数が増えるほど在庫管理は煩雑になりやすい。「あると思っていた」というような人為的ミスを防ぐためにも正確な在庫管理は必須となる。連動して発注管理ができるのも特徴だ。

勤怠管理

勤怠管理システムの特徴は、利益管理までトータルで分析できることだ。従業員のシフトや給料をシステム的に管理することで無駄なコストを省くことができる。売上に対しての人件費を分析し、生産性を把握することで効果的な人員配置も可能となる。特に複数の店舗を持つ場合は、すべての従業員の勤怠を一元管理することも容易だ。

会計ソフト

各店舗の入金額、出金額を科目ごとに管理し、損益を正確に把握することができる。損益計算書、貸借対照表も自動的に作成できるため、決算時にも役立つ。簿記などの経理知識がなくても、手順に従ってデータを入力すればよいため、パートタイマーなどの手を借りることも可能となり運用しやすい。

連携機能が充実の売上管理システム

各機能をバラバラに利用すると、データを統合するときに結局は手作業が生じてしまう。また、個々に算出したデータの整合性が取れず、正確な管理ができなくなる可能性もある。そこで、連携機能を備えたシステムを利用することが後々のコスト対策にもつながるだろう。ここでは、優れた連携機能を持つ売上管理システムを6つ紹介する。それぞれのメリット・デメリットを知って、導入の参考にしてほしい。

MAIDO SYSTEM


飲食店向けの総合管理システム。オールインワンシステムで店舗経営に必要な機能をセットで提供している。クラウド型のため、どこからでも現状が把握でき、データを失う心配もない。無料の付加サービスとして、店舗のパソコンにダウンロードして利用するPOSシステムやタイムカードシステムもある。

連携機能:勤怠管理、損益管理、レシピ管理、連絡機能、給料管理、予約管理、集計機能
メリット:さまざまな機能連携によりトータル分析、一元管理がしやすい。必要な機能だけを単独利用することも可能
デメリット:機能が多い分、すべての従業員が使いこなすまでには時間がかかる可能性がある。また、予約管理や集計機能はプレミアム機能として、別途申し込みが必要となる。サポートは問い合わせフォームでの対応がメイン


まかせてネットEX


オーダーメイド型のクラウドシステムで、店舗に合わせてカスタマイズができるのが特徴。メニュー位置や背景色なども自由に設定できる。独自の帳票も作成可能だ。

連携機能:勤怠管理、仕入(発注)管理、経費(損益)管理、指定メーカーのPOSレジやタブレットPOS
メリット:飲食店に特化したシステムのため、細かいニーズに対応できる。24時間365日コールセンターが利用でき、出張サポートもある
デメリット:カスタマイズできるため、複数の従業員で共有する際、知らぬ間に画面の様子が変わってしまう可能性がある。すべての従業員が戸惑わずに利用できるよう運用ルールを決めるなど考慮する必要がある


弥生販売


有料のダウンロードシステム。3種類のパッケージがあり、スタンダードでは販売管理、売掛管理、集計・分析が行える。プロフェッショナルとネットワークには、仕入管理、在庫管理、買掛管理機能が追加される。

連携機能:仕入管理、在庫管理(プロフェッショナル・ネットワーク)
メリット:各機能の使い方動画で操作方法や機能の確認ができるほか、カスタマーセンターのサポートが徹底している
デメリット:パッケージ販売のため使い方が限定される。飲食店に特化したシステムではないこともあり、既存のPOSレジとの連携は想定されていない。また、商品台帳は商品コードで管理することが必須となる


フーディングジャーナル


複数の店舗を持つ外食企業に特化した売上管理システム。POSレジや券売機とのデータ連動でリアルタイムの売上管理が可能。スマホ・タブレットとも連携し、どこからでもすぐに店舗の状況が把握できる。

連携機能:POSレジ、在庫管理、勤怠管理、損益管理、レシピ管理、インフォマート連携の発注システム
メリット:連携可能なPOSレジが豊富。店舗によりPOSレジのメーカーが異なる場合も一元管理が可能。グラフ機能も搭載され分析しやすい。帳票で出力したデータはExcelでも編集できる
デメリット:多店舗展開の飲食店には適しているが、小規模店舗には使いきれない機能もある


BeSHOKU(ビショク)


予約管理、顧客管理、売上管理がひとつになったPOSレジ連動ソフト。簡単に操作が可能で、これまで他の売上管理ソフトが複雑で使いこなせなかった人でも安心して使える。

連携機能:POSレジ、顧客管理、勤怠管理
メリット:WEBを利用した予約管理が充実しており、宴会やパーティー利用が多い店舗にとっては集客につなげられる。顧客台帳と電話連動により着信時に顧客名が把握できるなど、顧客管理にも力を入れているためリピート客増加も期待できる
デメリット:予約があることが前提のシステムのため、活用できる店舗が限定される


FOOD-LINK R2.5


外食産業に特化したクラウド型トータルシステム。売上・勤怠・発注データを結び付け、利益の算出が容易に行える。複数のサブシステムを統合することでオールインワンの利用が可能となる。POS、券売機など異なるメーカーにも対応。

連携機能:POSレジ、勤怠管理、発注・仕入管理
メリット:短期間かつ低コストで導入できる。月額料金プランとライセンスパック型購入プランがある。既存のPOSと連携できる。売上速報メールで現時点の状況を把握できる
デメリット:カスタマイズは有償で時間もかかる。オールインワンで機能が豊富な分、習得には時間がかかる

連携機能で集客効果アップを図る

売上管理システムの有効活用は機能連携が鍵となる。店舗の現状や目標に合った機能と連携させ、効果的に活用してもらいたい。単に安いサービスを選択するのではなく、今後予定している店舗数など、将来の経営を視野に入れて売上管理システムを選んでおくことが肝心だ。

関連記事