商材|仕入・流通 2018.10.05

日本酒の古酒・熟成酒を扱う専門店のこだわり

日本酒の古酒・熟成酒を扱う専門店のこだわり
1
日本酒の古酒・熟成酒専門店「いにしえ酒店」
2
初めての人にもおすすめの「古酒」は?
3
いにしえ酒店で古酒を飲んでみよう!

「あめ色の日本酒」をご存知だろうか? 東京都杉並区にあるいにしえ酒店は、熟成をコンセプトに、各地の日本酒の古酒・熟成酒を専門に取り扱う酒屋だ。日本酒の古酒とはどのようなものなのか、店長の薬師さんにその魅力を聞いた。

いにしえ酒店のこだわり

いにしえ酒店が取り扱っている「日本酒を長期熟成させた古酒」の年代は様々。なかには、1968年醸造といった半世紀を迎える貴重なお酒も存在する。日本酒の味わいは豊かで奥が深いので、それが古酒や熟成酒となれば楽しみは何倍にも広がるという。いにしえ酒店では、日本各地の美酒を豊富に取りそろえるだけでなく、自分に合った良いお酒と出会う」ために、お客様の味覚でお酒を選んでもらえるような空間も提供している。

お酒を選んでもらえる空間

「古酒」ってどんな味?

では、古酒・熟成酒はどのような味なのか、薬師さんに伺うと「飲む人によって捉え方は違いますが、例えるなら紹興酒やシェリー酒のような味と表現する方はいますね」とのこと。

年代によっても味は異なるようで、なかなか一口に「日本酒の古酒の味について語ることは難しい。

「想像したことがないので、おもしろい味とか日本酒っぽくない味と言う方も多くいらっしゃいます。飲んでみないとわからないかもしれませんね」

古酒に合うおすすめの料理を聞いたところ、「わりと何にでも合います」とのことだ。ただし、お酒の個性が強いので繊細な味付けの料理だとお酒の味が勝ってしまうことがあるという。

おすすめの古酒は?

おすすめの古酒

薬師さんに、初めて飲む人におすすめの古酒はどのようなものかを伺った。

「古酒や熟成酒は幅が広いので、最初は『古酒らしさがありながらもクセがあまり強くなく、まろやかなものがおすすめです。口当たりもやわらかく、あまりしつこくないのが特徴です」

(左から)

千葉 木戸泉酒造 木戸泉 熟成古酒10年

岐阜 小町酒造 長良川 T-5 七段仕込み純米 1996年

東京 小澤酒造 蔵守 2000年 純米大吟醸


リキュールのような日本酒

「あとは、こちらは非常に甘いです。糖度が非常に高いんですよ。日本酒ですがリキュールのようにして氷を入れたり割って飲まれる方がほとんどです」

「お酒にこだわっている」お店はぜひ!

味の種類も幅広く、どのような料理にも合う日本酒の古酒。

現在、いにしえ酒店から古酒を仕入れている飲食店は、「お酒にこだわりを持ち、自分の足でおいしいお酒を探している」というお店が多いという。実際に、いにしえ酒店では角打ちもやっており、店頭で飲むことができる。味の捉え方は人それぞれなので、ぜひ一度お店に足を運んで「あめ色の日本酒」を楽しんでみてはいかがだろうか。

関連記事