大手外食チェーン店にみるSNSの有効的な活用の仕方|コロナ禍版
大手飲食チェーンのTwitterをみたことがあるだろうか。お客様を取り込む様々な工夫がされており、個人経営の飲食店も同じ取り組みをするメリットがいくつか見受けられた。
そこで今回は、個人経営も取り入れるべき外食チェーンのSNS活用法について紹介する。
現在日本ではSNSが乱立しており、どの媒体を使うべきか迷う経営者も多いだろう。InstagramやFacebook、最近では音声のみの発信となるclubhouseも流行している。しかし、今回はそれらよりも拡散力の大きい媒体、Twitterに焦点を当てる。
Twitter企業公式アカウントの利用実態に関する調査によると、「Twitterで企業公式アカウントをフォローしていますか?」という問いに対して55.7%がフォローしていると回答した。
上記の結果から分かるように拡散力の大きいTwitterを有効的に活用している企業は多く、フォローしているお客様も多いのが実態だ。インターネットでは「フォローすべき企業のTwitterアカウント」特集が組まれている程だ。
Twitter日本「企業・メーカー」フォロワー数ランキングでは、第2位にスターバックス コーヒーが入っており、フォロワー数は4,986,809と飲食店の中でもTwitterの拡散力は無視できない状況となっている。
そんな中、株式会社CMサイトがインターネットリサーチした「【最新】テイクアウト可能な外食チェーンおすすめTOP20」のアンケート結果で上位に入った飲食店はそれぞれTwitterの活動を精力的に行っていることがわかった。
印象的な飲食店企業アカウントをみていく。
5位 カレーハウスCoCo壱番屋・ 7位 コメダ珈琲店・8位 いきなりステーキ
この3社に共通することはテイクアウトの告知が多いということだ。また、実際にテイクアウトのイメージのないコメダ珈琲店ではモーニングもテイクアウトが出来るという旨を投稿し、拡散されている。いきなりステーキではテイクアウト販売店舗拡大の告知をする等、このご時世にあったツイートをしているのが特徴的だ。4位 吉野家
吉野家のアカウントは新商品の紹介が多いが、「中の人のコメント」というものが人気を得ている。これは企業アカウントだが、かしこまったツイートをするのではなく、Twitter担当者(広報等)が自由なツイートをしてファンを増やそうとする戦略だ。アカウントの「中の人」のツイートはおすすめの食べ方を教え、高校受験日に受験生応援メッセージを投稿する等、見ている人に寄り添ったツイートが多く、ファンも多いのが特徴的だ。
3位 びっくりドンキー
ハンバーグレストランびっくりドンキーでは #肉好きdaysでキャンペーン を行った。企業アカウントをフォローし、このハッシュタグを投稿した方の中から29人にお食事券が当たるというものだ。Twitterを見ている方を巻き込んでの戦略とも言える。2位 スシロー
スシローアカウントでは季節商品のピックアップをメインに行っている。その時売り出したい旬の魚を使ったメニューや期間限定メニュー、四季に合わせた企画の宣伝が多い。Twitterならではのタイムラグの無さを有効的に活用していると言えるだろう。そして珍しいのは他企業とのコラボが多いことだ。スシロー×コスモ石油と題し、アプリのダウンロード・給油をするとスシローで使える無料クーポンを配布する等、他業種とコラボしていることの宣伝もTwitterを活用している。そして作成した動画の活用が上手なのもスシローの特徴だ。
1位 餃子の王将
餃子の王将アカウントでは、新商品の情報公開をメインに行っている。また、「固定されたツイート」という機能を使い、アカウントの最上位に目立たせたいツイート(新商品情報)を掲示しているのも印象的だ。その他、抽選クーポンの宣伝も行っている。そして、Twitterの拡散力を活かした企画が #餃子の王将飯テロ というハッシュタグだ。これは餃子の王将を食べて美味しいと感じたお客様が写真付きで投稿することを促すものあり、さらにリツイート機能でさらに拡散されることによる効果を狙っている企画だ。餃子の王将アカウントもこのハッシュタグを付けて投稿することにより宣伝もしている。
このように大手外食チェーンは家の中でも見ることの出来るTwitterを駆使し、広報活動に勤しんでいる。新商品の情報公開やテイクアウト情報、キャンペーンの実施や告知、他企業とのコラボやわざと「中の人」として投稿する等アプローチは様々だ。
これらを参考にして、ハッシュタグの活用や、同じ商店街やビルの店舗でのコラボ企画、新商品やテイクアウトの告知はすぐにでも活用するべきではないだろうか。