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コロナ禍はおひとりさまが飲食店を救う!おひとりさまを歓迎する店舗経営をしよう!

コロナ禍はおひとりさまが飲食店を救う!おひとりさまを歓迎する店舗経営をしよう!

新型コロナウイルスの影響により、飲食業界は大きな打撃を受けている。
全体的に客数が減っていく一方で一人客の増加が目立つ。
おひとりさまの外食市場は年々増加傾向にあり、コロナ禍であっても衰退を見せない。

そこで今回は飲食業界の救世主になる可能性を秘めた、「おひとりさま」について解説する。

おひとりさまの市場規模

おひとりさまの市場規模は年々増加傾向にある。
株式会社矢野経済研究所が行った市場調査によると、おひとりさま外食市場は6兆8946億円(2015年)から7兆9733億円(2019年)まで規模が拡大しているということが分かった。
最近は多くの店舗がおひとりさまを意識した工夫を施している。
更には、おひとりさま専用飲食店も存在するようになり、おひとりさまブームが後をたたない。
今後ますます注目が集まるだろう。

なぜおひとりさまの需要が高まっているのか

おひとりさまの市場規模が年々大きくなっていることが分かった。
それではなぜおひとりさまが増えているのだろうか?

おひとりさまが増えた理由として、まず考えられるのは、単身世帯の増加だろう。
日本では、単身世帯比率が一貫して増加傾向にあり、単身世帯の外食が目立つ。

特に、20代~40代の仕事に追われている男女は外食をすることで自由に使える時間を増やしているのだろう。

コロナの影響でおひとりさま来店が再加速!?

コロナがおひとりさまの来店を加速させていると考えられる。

株式会社クロス・マーケティングが全国20~69歳の男女を対象に行った「新型コロナ対策に関する意識調査」によると、消費者の一人行動が増加傾向にあるということが分かった。
「昨今の状況下で、現在、あなたがしてもいいと思うこと」の問いに対し、「一人で居酒屋に行く」「一人でカフェ、食事処に行く」「一人でカラオケに行く」等、一人行動ならば感染リスクが低いと考えるケースが多いようだ。(2020年11月20日調査時点)

更に、株式会社丸亀製麺が行った全国の20代~50代会社員を対象に実施した「コロナ禍前後におけるランチの変化に対する調査」によると、ランチを一人で食べている人が調査対象者の74.3%と孤食化が急速に進行していることが分かった。

上記の調査から今後もおひとりさまが増加していくということが考えられる。

逆に、会社呑みを規制している企業が増えているため、団体のビジネスパーソンの利用が減っていくだろう。
また、インバウンド需要も激減している。2019年1月~11月までの訪日外国人総数 29,355,662人に対し、2020年1月~11月までの訪日外国人総数は4,057,200人となっており、前年比-86.2%という数字がでた。
そのため訪日外国人をターゲットとしている店舗は苦しいだろう。

おひとりさまにアプローチ可能なサービス

おひとりさまが年々増加しているということが分かった。
コロナの影響でおひとりさまの来店は今後の店舗経営を左右するだろう。
しかし、ただ来店を願うだけで、おひとりさまは訪れるだろうか?

来店を待つだけでなく、店舗からおひとりさまにアプローチする方法があるはずだ。

本章ではおひとりさまアプローチするサービスを紹介しよう。

ソロメシ

株式会社ホーンが運営する「ソロメシ」はおひとりさまと飲食店をつなぐグルメアプリ。ユーザーはマップから「美味しく一人で食事できる店舗」を探すことができるため、おひとりさまの集客に大きく貢献することができる。

ソロメシのサービス詳細は下記を参照。
https://eatas.jp/article/1050

全日本一人呑み協会

「全日本一人呑み協会」は一人呑み文化を広めるために立ち上げられた協会だ。
「全日本一人呑み協会」のサイトに店舗情報を掲載することで、多くのおひとりさまの目に留まるだろう。
店舗情報の掲載や協会への参加費はかからないため、コストをかけず、おひとりさまにアプローチすることができる。

全日本一人呑み協会のサービス詳細は下記を参照。
https://eatas.jp/article/286

おひとりさまを意識した集客法

上記のサービスを導入し、おひとりさまを募ったところで効果が出るとは言えない。なぜなら、店頭までお客様が来たとしても、入りにくい雰囲気であれば、来店の機会を逃してしまう可能性が高い。仮に来店したとしてもおひとりさまにとって居心地の悪い環境であれば、再来店に繋げることは難しいだろう。
そのため、おひとりさまも考慮したサービスを提供しなければいけない。

おひとりさま歓迎をアピール

おひとりさま歓迎アピールはできているだろうか?
いくら料理のおいしいお店でも、歓迎されていないと感じ取られた場合、おひとりさまが来店することはないだろう。

店頭におひとりさま歓迎と掲示することや、グルメサイトに一人客歓迎と一言つけ加えよう。
そのひと手間がおひとりさまの来店率を上げることになる。

メニューの見直し

様々な味を楽しみたいと、何品も注文するおひとりさまが多い。
特に女性はこうした傾向が高いようだ。
そのためおひとりさまを考慮した、食事の量の調整をする必要がある。
盛り合わせメニューを作ったり、量によって価格を変えるなど工夫をしよう。

席の配慮

一人なのに大きなテーブル席に案内されればどう思うだろうか?
多くの人は居心地悪く感じるだろう。
そのため、おひとり様用のテーブル席とカウンター席を用意することが必要だ。居心地のよい空間を提供することができることによりリピーターになる確率は高まるだろう。

最後に

おひとりさまは今後外食産業で更に貴重な存在を担うであろう。
おひとりさまを大切にすることによってリピータに繋がる可能性が高い。更に、おひとりさまが友人や家族、恋人などに店舗を紹介し、来店者数が増えるという可能性も秘めている。何よりもこのご時世に一人で店舗に足を運び、食事を楽しんでもらえるということは飲食従事者にとって大きな心の支えとなるだろう。

コロナの影響により、店舗の経営を見直したいと考えている店舗は、おひとりさまの集客を検討してみてはどうだろうか。

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