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2022-08-01

飲食店における人数制限の基礎知識と売上低下を防ぐ方法

人数制限しています

全国的な新型コロナウイルスの再拡大に伴って、再び飲食店の人数制限を求める都道府県が増えてきている状況だが、どのように対応すれば良いのか分からずに困っている方もいるのではないだろうか。

そこで本記事では飲食店における人数制限の基礎知識や人数制限以外の新型コロナウイルス対策、人数制限を行う状況でも暗転した売上を確保する方法を説明していく。

この記事を読むことで人数制限に対応するヒントが分かるため、ぜひ最後まで読み進めてほしい。

目次

新型コロナのリバウンド警戒期間における人数制限

新型コロナのリバウンド警戒期間における人数制限

朝日新聞デジタルの「東京都、飲食店の人数制限撤廃へ リバウンド警戒期間、22日終了」で説明されている通り、東京都では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために22年5月22日まではリバウンド警戒期間として飲食店に以下の人数制限などが求められていた。

【感染防止徹底点検済証認証店の制限】
・同一グループの同一テーブルの会食は8人まで
・滞在時間は2時間まで

【感染防止徹底点検済証非認証店の制限】
・同一グループの同一テーブルの会食は4人まで
・滞在時間は2時間まで
・酒類の提供は11時~21時まで

新型コロナの再拡大に伴う飲食店の人数制限

新型コロナの再拡大に伴う飲食店の人数制限

新規感染者数・入院者数の減少に伴って、22年5月23日にの認証店の制限は解除されたが、今年7月に入ってからの全国的な感染拡大を受け、新型インフルエンザ等特別措置法第24条第9項に基づき、大阪府などの地域で再び人数制限等の協力要請が求められるようになってきている。

飲食店が人数制限やフィジカルディスタンスのための空席確保、滞在時間制限を余儀なくされた場合、通常よりも客数や客単価が低下することで売上が下がってしまう。

詳しくは後述するが、感染拡大防止のために人数制限を行いつつも、売上の対策を考えておくことが重要だ。

人数制限以外の飲食店における主な新型コロナ対策

人数制限以外の飲食店における主な新型コロナ対策

ここまで飲食店における人数制限の概要を説明したが、どのような新型コロナウイルス対策に取り組めば良いのだろうか。

この章では、飲食店における主な新型コロナウイルス対策を説明していくため、ぜひ読み進めてほしい。

来店前の検温と消毒を行う

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにお客さまにマスク着用を促すことはもちろん、店舗の入口で必ず検温と消毒の協力をお願いしよう。

慢性的な人手不足が課題となっている場合は、入り口でスタッフが検温などの対応をすることは現実的ではないため、お客さまにご協力を頂く形となるが、検温機能付きの消毒液スタンドを用意しておくと業務効率化にも役立つ。

また新型コロナウイルスによる飛沫感染や接触感染を防ぐためにアイドルタイムや閉店後は、不特定多数が触れるドアノブやテーブルなど店内を徹底的に日頃から消毒しておくことが大切だ。

換気を常に行う

閉め切った店内では、くしゃみや咳の小さな飛沫が店内を漂うことで新型コロナウイルスのエアロゾル感染が発生してしまうおそれがあるため、換気を定期的または常に行うことが重要だ。

厚生労働省の『換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法』で説明されているとおり、1時間に2回以上の換気が推奨されているものの、店内の人数によって必要な回数は異なるため、入り口やドアを開けた状態でサーキュレーターを常に回しておくと良いだろう。

座席や料理の提供方法を工夫する

大皿で料理を1テーブルに提供した場合、新型コロナウイルスの複数人が接触感染するおそれがあるため、個別に料理を提供する、箸やコップの使い回しをしないように伝えると良いだろう。

また飛沫感染を防止するために各テーブルにパーティションを設置したり、フィジカルディスタンスを確保するために隣の座席を空席にするなどの対応も大切だ。

コロナ禍でも安定した売上を確保できるゴーストレストラン

コロナ禍でも安定した売上を確保できるゴーストレストラン

コロナ禍による外出自粛やテレワークなどによって、デリバリーサービスの需要が急速に増しており、再び人数制限を求められた場合に売上低下を防ぐためにはゴーストレストランに取り組むのも1つの手だろう。

ゴーストレストランとは、実店舗を持たずにデリバリーのみで運営するニューヨーク発の飲食店における新たな営業スタイルのことだ。

設備や調理場があれば、そのまま開業できるため、飲食店の実店舗を新たに開業するよりも大幅に抑えられるほか、メインとして運営している飲食店の食材を使い回すこともできるため、食品ロス対策としても有効だというメリットがある。

ゴーストレストランは、未経験でも運営しやすい「人は唐揚げに熱狂する。」や福祉とデリバリー弁当の両軸で安定した売上を確保できる「はぐくみ弁当」などがあり、自店舗にあったものを開業すると良いだろう。

詳しくゴーストレストランを知りたい方は、ぜひゴーストレストランの基礎知識やメリットなどを解説している以下の記事を参考にして欲しい。

参入が増え続けるゴーストレストランの基礎知識と開業手順

最後に

コロナ禍は未だに終息の兆しを見せずに、飲食店など多くの企業が打撃を受け続けているが、飲食店の運営を続けるためには、そういった状況でもアフターコロナを見据えてコロナ禍でも安定した売上を確保する方法を模索することが重要だ。

持続化給付金を活用するなどさまざまな方法があるが、この記事を参考にして、まずは新型コロナウイルス対策を徹底しながら、ゴーストレストランの開業を行うと良いだろう。