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2022-06-10

カフェ経営が上手くいかない原因と成功させるためのポイント

カフェ経営

初めて開業する方にも人気があるカフェだが、経営を上手く行えるのか不安に思っている方も多いのではないだろうか。

そこで本記事では、カフェの経営が上手くいかない理由や開業の方法、経営を成功させるために把握しておきたいポイントなどを説明していく。

この記事を読むことで経営を行う上でのヒントが分かるので、ぜひ読み進めてほしい。

目次

カフェの開業率と経営が上手くいかない原因

カフェの閉業

古いデータだが、厚生労働省が発表する※「喫茶店営業の実態と経営改善の方策」によれば、1996年~2001年までの開業率は3.4%、廃業率が6.1%と廃業の方が上回っている状態だ。

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/seikatsu-eisei/seikatsu-eisei22/dl/h20/kissa_housaku.pdf(クリックでリンク先が開きます)

カフェは飲食店よりも開業資金を抑えられるという大きなメリットがあるものの、競争が激化する飲食店は3年以内に7割が廃業している。

カフェの場合は、以下の複合的な要因によって、経営が上手くいかずに最悪は廃業に陥ってしまうため、日頃から十分に対策しておくことが重要だ。

  • ・顧客のニーズに応えていなかった
  • ・十分な運転資金を確保していなかった
  • ・カフェにおける客単価と回転率を意識していなかった
  • ・キャッシュフローを十分に把握し切れていなかった など

カフェを開業する3つの方法

カフェを経営する女性

自分のカフェを開業するためには、主に2つの方法があり、それぞれメリットがあるため、どちらで開業するのかを決めておこう。

この章では、カフェを開業するための2つの方法を説明していく。

いちから立ち上げる

最も自分のこだわりを強く反映できる自由度の高い方法だが、最も難易度が高い方法とも言え、開業までの各種手続きから経営までを全て1人で対応する必要があるため、十分に下調べをしておく必要がある。

一般的な広さの飲食店の場合、1,000万円ほどの開業資金を確保する必要があるが、小規模なカフェの場合は300万円ほどの開業資金があれば開業を進められるだろう。

雇われ店長として始める

社員やアルバイトとしてカフェで働き、最終的に雇われ店長としてカフェを経営する方法で、開業や経営の経験を勉強しつつ、将来的にカフェを開業したいと考えている方におすすめだ。

雇われ店長はオーナーに雇われて運営のみを任されている立場であるため、カフェの自由度は低い傾向があるため、こだわりのカフェを開業したい場合は独立も視野に入れると良いだろう。

フランチャイズで開業する

フランチャイズ加盟店としてカフェを開業する方法で、研修サポートなど本部による支援を受けられるため、未経験でもカフェを経営しやすい。

また、有名店の看板を掲げられるため、開業したばかりでも集客効果を期待できるが、本部の指示で店内の雰囲気やメニューを決める必要があるほか、本部に毎月ロイヤリティを支払う必要がある。

カフェの経営を成功に導くためのポイント4選

カフェでパソコンを使用するお客様

前述したように、カフェは開業率よりも廃業率の方が上回っており、成功させるためには日々の努力が欠かせない。

この章では、カフェの経営を成功させるための主なポイントを説明していくため、ぜひ参考にして欲しい。

コンセプト設計を徹底的に固める

コンセプトが不明瞭な状態ではお客さまに自店舗の魅力を伝えきれないことで、新規顧客やリピーター客の確保が難航してしまうおそれがあるため、開業する前からコンセプト設計を徹底的に追求しておくと良いだろう。

コンセプト設計は5W2Hで固めていく必要があり、すべてに一貫性を持たせることでお客さまが納得して自店舗のカフェに定着しやすくなる。

コンセプト設計の5W2Hを知りたい方は、以下の記事を参考にして欲しい。

飲食店開業までの5つの流れと開業後に力を入れるべき対応
https://eatas.jp/article/restaurant-opening

Wi-Fiなど利便性の高い設備を整える

カフェは、ゆったりとくつろぐお客様のほか、ノートPCやタブレットで仕事をする方が来店する場合もあるため、リピーター化を図るためにWi-Fiや電源環境を整えておくと良いだろう。

特にノマドワーカーに向けて、Wi-Fiや電源環境を充実させていることをアピールすれば、大きな集客効果も期待できる。

日頃から集客に力を入れる

カフェの場合はメニューの料金設定やお客さまが店内でのんびりと過ごすことから、客単価と回転率が低い傾向があり、日頃からリピーター客の総数を増やしていくための集客に取り組む必要がある。

集客にはランダムで割引価格を適用するなどのキャンペーンやGoogleマップ等に口コミを投稿してもらうなどのさまざまな方法があり、自店舗に合った集客を行うと良いだろう。

キャッシュフローを把握する

安定した経営を行うためには、可能な限り多くの運転資金を手元に残しておくことが重要であり、そのためにはお金の流れであるキャッシュフローを把握してこう。

入出金のタイミングは資金繰り表で徹底的に日頃から管理し、もしマイナスになると予想される場合は、過剰仕入や人件費の改善、仕入元への価格交渉などを行って、対策していく必要がある。

最後に

カフェは開業率よりも廃業率の方が高い傾向があり、経営のポイントを把握していない状態で闇雲に対応すると、最悪は廃業に陥ってしまうおそれがあるため、対策を徹底しておくことが重要だ。

この記事を参考にして、自店舗のカフェで安定した売上を確保できるように立ち回ると良いだろう。