インバウンド対策には“戦略”が必要! メニューを多言語化するだけでは効果なし!?

カテゴリ: 売上UP
公開日:
▷インバウンド対策ではターゲットを決めることが重要
▷現地のマーケティング会社に依頼して商品を開発
▷メニューを多言語化するだけでなく、ターゲットを絞ったらSNS対策も

日本の飲食店に訪れるインバウンド客は年々増えており、しかも外国人観光客の70%近くが「日本食を食べること」を期待していることが統計でわかっています(観光庁調べ)。飲食店にとって、インバウンド対策は大きなビジネスチャンスなのです。そこでこの記事でインバウンド対策の成功事例を見ていきましょう。

インバウンド対策はターゲットを絞り込む

インバウンド対策をしっかり行って、訪日外国人を数多く集客しているのがCANVAS(東京都足立区、代表取締役・本間保憲氏)の展開する飲食店。CANVASは和食居酒屋「板前バル」を始めとした「阿波尾鶏」など全8ブランドのお店を直営・FC含め全国に19店舗の超繁盛店を展開しています。

本間氏はインバウンド対策はターゲットを絞り込むことが重要であると語り、「『板前バル』では、台湾人にターゲットを絞って戦略を練っています」とのこと。台湾人はSNS利用率が高く、インスタ映えする写真から拡散されていくケースが多いためだそうです。

台湾人向けに、インスタ映えするいくらのこぼれ丼を開発

そこで同社では台湾のマーケティング会社に依頼して、台湾人が好みそうなメニューを開発しました。その例が「鮭魚卵爆丼」(3,980円)。丼からいくらがこぼれるほどたくさん盛り付け、見た目にインパクトがありインスタ映えする商品です。本間氏曰く「いくら丼は北海道でしか食べられないという認識を持つ台湾人が多いようで、それを東京で食べられるのはありがたいと思うようです」。完全に台湾人にターゲットを絞っているから、メニュー名も台湾の言葉しか載せていない徹底ぶり。

ただメニューを多言語対応するだけでは効果が薄い

「インバウンド対策」というと、単にメニュー表を多言語化しさえすればいいと考えるお店も多いですが、本間氏は「ターゲットを絞らないと効果は薄いですね」と言い切ります。訪日外国人といっても、アジアなのかヨーロッパなのか、国によって食の好みは大きく異なります。「外国人」とひとくくりに考えていては効果は見込めないでしょう」。

CANVASでは、先述したように台湾人向けにインスタ映えする商品を開発。狙い通り、台湾人のお客は「鮭魚卵爆丼」をインスタなどのSNSで拡散。集客につながり、「鮭魚卵爆丼」は、1日当たり5~10食出るヒット商品になりました。

CANVASの事例から、外国人観光客を取り込むには「ターゲットを絞ること」が何より大事だということがわかります。


Written by EATAS編集部

読み込み中...

おすすめ記事