商材|IT・情報 2018.11.08

売上管理ソフトは無料、有料どっちが最適?|機能比較とソフトの選び方

売上管理ソフトは無料、有料どっちが最適?|機能比較とソフトの選び方
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売上管理ソフト、無料と有料の選び方
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無料の売上管理ソフト3選を比較
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有料の売上管理ソフト3選を比較

目次

飲食店経営において売上管理は必要不可欠な業務である。しかし、数ある売上管理ソフトの中から自店舗の運営に最適なソフトを選ぶことは難しい。そこで、飲食店でよく使用されている売上管理システムをご紹介! 無料の売上管理ソフトでできることや、有料ソフトならではの機能にも触れるので、ぜひソフト選びの参考にしてほしい。

売上管理ソフト無料と有料の選び方

売上管理にエクセルを使用している飲食店は多いだろう。しかし、売上管理ソフトを使用すれば、より円滑に売上管理業務を行うことができる。

売上管理ソフトを選ぶ際には、まず必要な機能は何かを考える必要がある。売上管理・仕入管理のみのシンプルな機能のみで問題がないのであれば、無料ソフトの機能内で十分かもしれない。その他の機能を必要とする場合やチェーン展開している飲食店など、多くの伝票処理が必要となる場合には、有料の売上管理ソフトの導入を検討した方が効果的な場合もある。必要な機能と予算を考えてから、店舗の経営に最適な売上管理ソフトを選ぶようにしたい。

無料の売上管理ソフト3選比較

無料売上管理ソフトには、販売管理(売上・請求・回収)、仕入管理(発注・仕入・払締切・支払)など、基本的な管理を行えるものが多くある。また、機能を追加する場合にのみ有料になるものや、基本性能を重視して終始無料で使えるものもある。飲食店の経営に適した無料売上管理ソフトを3つ紹介するので、店舗に必要な機能と照らし合わせてみてほしい。

Main販売管理

Main販売管理は、メインソリューション株式会社が提供する管理ソフトである。このソフトは飲食店以外でも使用されているフリーの売上管理ソフトだ。売上管理に必要な基本的な操作を簡単に行うことができ、多くのユーザーに支持されている。

【できること見積書、納品書、請求書の発行/連携機能で作成した見積書の情報の引き継ぎ/日次処理・月次処理・締日処理などの各種処理/各種台帳管理など

メリット無料版としては非常に多機能なソフト。データの引き継ぎが可能なので、入力の手間を大幅に削減することができる。また、消費税増税にも対応している

デメリットWindowsのみの対応となっているので、Macのパソコンでは操作ができない


フリーウェイ販売管理

売上、請求、入金業務に特化した販売管理ソフトだ。シンプルな機能で、非常に使いやすいところが魅力の売上管理ソフトである。1000伝票までは無料で、有料版にアップデートすることもできる。

【できること売上、請求、入金情報の管理、PDFへの出力など

メリットクラウド管理されているので、ほしい情報をスマートフォンで確認できる。シンプルなシステムで使いやすく、金融機関でも採用されているAWSを使用しているので安心して利用可能だ。また、無料で3人まで販売情報のデータを共有することができる

デメリット無料で処理できる伝票数が1000伝票までと限りがある。見積書作成と在庫管理には対応していない


食彩クイック

食彩クイックは、飲食店の仕入販売に特化したフリーの売上管理ソフトだ。基本性能を重視しているタイプなので使いやすい。有料版になると、レシピごとの原価計算などの機能も使用することができる。有料バージョンにアップデートすることによって、原価管理や在庫管理、発注材料の算出や各種分析資料の作成も可能になる。

【できること販売管理(売上・請求・回収)/仕入管理(発注・仕入・支払)

メリット一覧表付きの伝票なので、作成した伝票の前後がわかりやすく、管理しやすい。また、機能が絞られているので、内容が理解しやすい。インストール型のアプリケーションソフトウェアなので、インターネット環境がなくても運用できる

デメリットすべての機能を継続使用する場合はライセンスの取得が必要

売上管理の様子

有料の売上管理ソフト3選比較

有料の売上管理ソフトを使用することで、販売・仕入管理といった基本的な機能以外にも飲食店運営に必要な機能を利用して売上管理業務を円滑化することができる。無料ソフトだけでは賄えない機能が含まれているため、店舗の運営に必要な機能だと判断した場合は、有料の売上管理ソフトを使用することをおすすめする。ここでは、ソフト導入費用も含めて紹介するので、ぜひ参考にしてほしい

弥生販売

弥生販売は初心者向けの業務ソフトで、多くのユーザーから人気を集めている。基本的な販売・仕入管理のほか、得意先や商品、担当者ごとの売上額や利益率がわかり、経営判断に役立つ売上管理ソフトだ。また、仕入先や商品ごとの仕入額や在庫状況の分析も可能で、複数店舗での売上入力がある飲食店に向いている。全国8000(2017年8月)の税理士・会計事務所とパートナーシップを結んでいて信頼性も高い。

できること販売管理/売掛管理/仕入・在庫管理/商品や担当者ごとの売上分析/見積書・請求書の作成など

メリット「あんしん保守サポート」に加入すると、消費税の改正による業務への影響を相談できたり、ハードディスクが破損してもすぐに復旧ができたりと、万全なサポート体制のもとで利用できる

デメリットカスタマーセンターの電話がなかなかつながりにくいとの口コミあり

導入費用(参考ベーシックプラン付直販価格)

・弥生販売スタンダード:3万9,800円

・弥生販売プロフェッショナル:7万7,200円

・弥生販売プロフェッショナル(2ユーザー):10万5,000円

※すべて税抜


商奉行

商奉行は、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供する管理ソフト。サーバー・ソフトウェアの管理やメンテナンスが不要で、クラウド運用を実現しているため、複数店舗を運営している飲食店経営に向いている。また、カスタマイズ性の高さも魅力のひとつだ。

【できること基本的な販売管理のほか、業種・業界別に合わせた運用/棚卸業務/経理部門での売掛金情報活用など

メリット受注(売上)伝票と運送会社の問い合わせWEBシステムを連携させ、配送状況をすぐに確認できるなど、自由度が高いシステムであるため店舗に合わせた運用モデルの提案を受けることができる

デメリットコストが掛かるため、個人営業の飲食店には向いていない

導入費用自社環境(オンプレミス)

・商奉行スタンドアロン版:22万円〜

・商奉行10 NETWORK Edition(3ライセンス):97万円〜

※クラウド環境での運用は要問い合わせ


楽商

楽商は、販売管理・在庫管理システムのほかに、要望に応じて柔軟なカスタマイズが可能な販売管理システム。中堅・中小企業に最適なシステムで、機能も充実しているという特徴がある。要望に応じて、会計ソフトとのデータ連携もできる。また、データは分割化・暗号化された状態で保管されていて、日本の東西でそれぞれ多重化されているため予測できない災害発生時にも対応できる。

【できること売上・売掛・請求・仕入・買掛・支払などの入力処理/帳票発行/管理帳簿発行/物流管理など

メリット飲食店ごとのカスタマイズも低コスト・短納期で実現することができる。システムの自由度が高く、複数税率にも対応している。また、セキュリティが高く、災害時でも円滑な運用ができる

デメリットコストが掛かるため、個人営業の飲食店には向いていない

導入費用

・スタンドアロン版:40万円~

・Peer to Peer版:70万円〜

・ネットワーク対応版:120万円〜

自店舗に合った売上管理システムを選ぶ

無料売上管理ソフト・有料売上管理ソフトを合わせて6つ紹介したが、店舗に合うソフトはあっただろうか。価格によってできることは違うので、まずは必要な機能をピックアップして、それに合ったソフトの導入を検討してもらいたい。そして、自分の店舗に合った売上管理ソフトを導入することで業務を軽減させ、店舗の売上をアップさせていこう。

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