NEWS 2018.03.28

離職率増加に待ったをかける!「働き方改革」の実施例

離職率増加に待ったをかける!「働き方改革」の実施例
1
飲食業界の離職率は業界トップ!
2
他店が行う「働き方改革」実施内容
3
「働き方改革」で期待できる”好循環”とは

厚生労働省によると、飲食業界の離職率は30%と他業界に比べてかなり高いことがわかっている。低賃金や労働時間の長さ、休みの少なさなどが離職率の増加につながっていて、業界においては非常に深刻な問題。

このような流れを断ち切るためには、根本的な福利厚生の見直しや体制の改善が必要と考え、「働き方改革」に踏み出す企業が見受けられるようになった。飲食業界の常識にとらわれず、果敢に改革にチャレンジしている2社の事例をご紹介!

串カツ田中の働き方改革

株式会社串カツ田中(本社:東京都品川区東五反田、代表取締役社長:貫 啓二氏、以下:串カツ田中)は、2018年度から順次、働き方改革の一環として、「福利厚生の向上」と「教育体制の確立」に取り組んでいる。これにより、働きやすい環境を整備し、社員の定着率向上をめざしながら「離職率が高い」「待遇が悪い」という飲食業界の常識を覆すことに挑戦している。

串カツ田中公式サイトのキャプチャ

串カツ田中公式サイトのキャプチャ

福利厚生の向上

  • 夏休み・冬休み制度(毎年3日ずつ増加予定)
  • 四半期毎にボーナス支給(毎年増加予定)
  • アルバイトから社員へ登用した者と、その者を紹介した社員に報奨金を支給

⇒「串カツ田中で働くことの魅力」を上げ、入社人数と定着率の向上をめざす

教育体制の確立

  • 入社後約1カ月間、店舗への本配属前に研修センターにてOJTとOFFJTを行う研修センターの設立(4月オープン予定)

⇒同期意識の醸成することと、効率的にスキルの習得が可能になる

どうとんぼり神座の働き方改革

ラーメンレストランチェーンを展開する「どうとんぼり神座(かむくら)」(株式会社どうとんぼり神座 本社:奈良県北葛城郡、代表取締役:布施 正人氏)は、さらなる顧客満足を追求するために、2018年度(4月1日~)から社員満足度向上を中期経営計画(5カ年計画)に掲げ、労働環境の改善と活気ある職場づくりを実施する。

働き方改革のイメージ画像

福利厚生の向上

  • 深夜営業をしていた一部店舗での「営業時間短縮」
  • 家庭環境やライフスタイルに応じた就業形態を選べる制度を導入
  • 社員の連休取得推進・有給休暇の完全取得
  • 2017年より約20,000円の賃金ベースアップを実施

⇒社員の適正な労働環境の維持やモチベーションの向上をめざす

非正規社員の正社員化へ

  • パート・アルバイトスタッフ(パートナースタッフ)も有期雇用ではなく無期雇用で採用していたが、さらに本人が希望すれば正社員になれる制度を導入

出店計画の見直し

  • 出店スピードを緩め、5年後、店舗数60店舗達成をめざす

⇒店舗数よりもすべてに誇れる質のよいお店作りにこだわる

「働き方改革」で期待できる効果

「働き方改革」により従業員の満足度を上げることは離職率の低下につながることはもちろんのこと、充実した労働環境下で働くことで接客の向上やより良いサービスの提供につながるはず。「働き方改革」に取り組んだ結果、顧客満足度が上がる、という“好循環”が生まれることに期待したい

■株式会社串カツ田中 プレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000027839.html

株式会社どうとんぼり神座 プレスリリース

https://www.atpress.ne.jp/news/153050

関連記事